RPG

なにかを達成しようとするには「継続」することが大事だということは周知の事実ですよね。
でも、わかっていても「継続」することが大変だということもみなさん経験済みでしょう。
なにかに挑戦しようと思い立った時はやる気と希望に満ち満ちていますが、達成までの道のりを見誤ったせいで(というか楽観的に捉えすぎたせいかも)時間と共にモチベーションがどんどん下がって結局挫折してしまう、なんてパターンを何回繰り返してきたことでしょう(笑)

最初に「絶対になにがなんでも達成するぞ!!」という覚悟が足りなかったり、取り組むための環境が整っていなかったり、挫折してしまうには理由があります。
そしてもちろん、「継続」できるのにも理由があります。
「継続」できる人はそれなりの仕組みづくりができているのだと金川顕教さんはいいます。

例えば、「誰か」を巻き込んでいること。
なにかに挑戦するとき、一人で取り組んでいると、ちょっと心が折れそうになっても励ましが得られなかったりして孤独だし、諦めないように引き留める人もいません。
でも同じ目標を持っている人と一緒にやっていれば、多少辛いことがあっても「あの人が頑張っているんだから」と踏ん張ることができるし、簡単に「諦めよう」と決断できません。
簡単にやめれない環境を自分で作り上げることも、「継続」するための大切な要素なんですね。

それから、「継続」することを楽しむということもとても大切なことです。
RPG(ロールプレイングゲーム)は、町の人と話したりいろんなところへ行って順番に仲間や武器、アイテムなんかを集めて話を進めていくというものですが、途中段階をつまらないと思う人はいるでしょうか?
むしろRPGとはその途中のあれやこれやが醍醐味であるかと思います。
金川顕教さんは「目標達成行動はRPGをやっているようなものだ」と思っているそうです。
最初からすぐボスが倒せないのは当たり前(笑)
局面が変わったり挫折を味わったり、いろいろなことがあるけれど、それもRPGの1コマだと思いましょう。
RPGの途中で行き詰ったら、別の方法を試してみたりすると思います。
自分の目標達成のためにも同じように行き詰ったらなにかが間違っていたりするかもしれません。別の方法を試してみたらすんなり次のステップへ進めるかもしれません。
自分がRPGの主人公になったつもりで、目標が達成されるまでに起こる色々な出来事を楽しみながら攻略していくこと。
それが「継続」するための1番の秘訣かもしれないですね。