【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)

オリエンタルラジオが吉本興業をコンビで退社するようですね!
オリエンタルラジオといえば「武勇伝」や「チャラ男」、「パーフェクトヒューマン」など数々の活躍があります。
近年ではコンビというより個々での活動がほとんどだったかと思いますが、コンビで退社するという速報を聞き驚きました。
『僕たちはどう伝えるか』の著者であるあっちゃんこと中田敦彦さんはものすごくインテリというイメージがあります。来年には家族でシンガポールに移住するようですね。
中田敦彦さんのユーチューブチャンネルは開始5ヶ月で100万人以上の登録者がいるほどで、彼はプレゼンのプロともいえます。
人前で話すことが苦手、とかプレゼンが苦手と言う人にはぜひ見て頂きたいものですね。

プレゼンというと一部の仕事でしかやらないことだと思いがちですが、日常のあらゆる場面でプレゼンは必要だといえます。伝える技術をしっかり身に付けないと、夢や目標を叶えることも難しくなってしまいます。自分の才能に自信がない人こそプレゼン力を磨くべきだそうです。

中田敦彦さんは「オリエンタルラジオ」を結成するときも厳格な父親に対してプレゼンをしたり、「RADIO FISH」を結成するときもお笑い芸人が本気で音楽をして新しいエンターテインメントをつくるということをプレゼンしたりして、目標を叶えてきたそうです。プレゼンというのは敵を減らして味方を増やすことができ、夢や目標を叶えるためにとても重要な技術なんですね。

プレゼンの前提として大切なのは「何を伝えるかではなくどう伝えるかということ」。人は言葉を聞くよりも人の表情や雰囲気を見ているものです。だから言葉を発する前に勝負は決まってしまいます。
プレゼンは準備が9割です。専門用語や気取ったカタカナは排除しましょう。また短くはなし、制限時間を設けるようにしましょう。
結論の見えない話は聞き手を不安にさせます。結論を先に話し、話を聞くメリットを示すことがポイントです。プレゼンは話し手と聞き手の共同作業で成立するものです。聞き手に「はい」か「いいえ」で答えられる質問で参加を促すことも有効です。

緊張をしない人はいません。しっかり準備したから失敗したくないという「いい緊張」と準備をしていないからうまく行くか不安という「悪い緊張」があります。
悪い緊張はプレゼンが始まる時にピークを迎えプレゼン中に収まることがありません。
しっかりとリハーサルをするなど準備をすることで悪い緊張をせずに済みます。

プレゼンのテクニックとして、
・紙資料の事前配布は不要
・声量を大きく
・声量に強弱をつける
・スピードに緩急をつける
・大事なところは静かに言う
というものがあります。こうしたテクニックを取り入れながら話しましょう。テレビショッピングを見たりするとプレゼンの勉強になります。

人間というのは「夢」に心を掴まれます。
プレゼンに心を掴む夢を忘れないことが大切です。

成功する人生のためにはコミュニケーション能力がとても重要です。プレゼンもコミュニケーション能力の一部です。ぜひこの動画を繰り返し見たり、書籍を繰り返し読んだりしてプレゼンスキルを身に付けてください。

以上が金川顕教さんのYouTube図書館『【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)』の内容です。
プレゼンというのは仕事上だけでなく、日常的に必要なものという認識がなかったので新たな気付きでした。確かに「今日これ食べたい」とか「どこに行きたい」という話も相手に自分の要望を伝えてそれが叶うように働きかけていますもんね。
自分は伝えるということに苦手意識を持っているので繰り返し見て知識を深め、実践していきたいと思います。

ぜひ皆さんもご覧くださいね。

『【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)』をYouTube図書館で見る!

【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)

金川顕教さんのYouTube図書館から『【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)』を紹介したいと思います。
この動画を見ることで、やりたいことが分かり、自分の強みを知ることができます。また、苦しくなった時にどうすればいいかのヒントも得られると思うので、ぜひご覧ください。

1章はやりたいことがわからなくて悩む君へ。
自分より優れた人は必ずいます。そういう人と自分を比較することはやめましょう。比較対象とするのは「理想の自分の姿」であり、そのギャップを埋めていくことが大事です。0歳から22歳までの生存率は99%。100人に一人は亡くなってしまうので、今生きているだけで恵まれています。日本では大学進学率も高いけれど、そうした環境も世界に目を向けたらとても恵まれているのだと感謝しましょう。自己肯定感を高め、自分は成功しているというポジティブな思考を持つことが人生をプラスに導けます。
また、今働いている方は就職活動をしたことだと思いますが、就「職」活動であって就「社」活動ではないということをしっかり認識することが大事です。自分の夢や目標と会社の目標はリンクしていません。時代に合わせたスキルを身に付け自分をアップデートしていくこと持続可能な個人資産になります。
AI(人工知能)はクリエイティブな分野を不得手にしているので、そうした部分を自分の強みにできればこれからの時代でもおびえる必要なくなりますね。

2章は学校では教えてくれない世界の秘密。
そもそも人間は不平等なものだということを理解することが大切です。身体的特徴のほかに大きな格差を生んでいるのが「知力」です。経済格差というのは知力の格差がもたらしたものです。知力は後からも付けていくことのできるものなので、どんどんインプットとアウトプットをして知力をつけていきましょう。
コントロール欲は三大欲求よりも強いもの。自分をしっかり理解すること、自分を磨く努力をすること、環境の選択をすることでコントロール力を高めることができます。そうすれば誰だって成功することができます。
また、年収の法則というものがあります。職業を決めた瞬間に自動的に年収が決まります。年収を変えたければまず自分の価値を高めること(スキルアップ)、所属する業界、成功度合いの高い場所を選ぶことです。
職能によって年収の上下があることを理解したうえで、自分が情熱をもって取り組める仕事をすることが重要です。

3章は君の強みをどう知るか?
世の中にはto do型の人とbeing型の二通りの人がいます。to do型の人というのは孫正義さんのように「やりたいこと、したいこと」に集中して取り組む人で1%しかいません。99%の人がbeing型であるので、そこを意識してどうしたら幸せになれるか、どんな状態だったら幸せかを自分に問いかけて取り組むようにしましょう。
自分の強みを知るためには、紙に動詞で自分の好きなこと(例:本を読むこと)を100個書き出します。書き出したらそれをT(Thinking)C(Communication)L(Leadership)に分類します。自分の好きなことがTCLのどこに分類されているかを可視化することで、自分に合った職種も自ずと見えてきます。

4章は君自身をマーケティングせよ。
企業のブランディングよりも個人のブランディングが重要です。ブランディングは、①自分に十分な価値があるかどうか、②信用があるかどうか、③際立っているかどうか、④自分の本質と一致しているかどうかという4つの要素で考えてみましょう。

5章は苦しかった時の話をしようか。
実力をしっかり付けないと友情や人間関係、リスペクトは生まれません。人間が変わる方法は2つだけです。環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるかです。

6章は自分の「弱さ」とどう向き合うのか。
仕事で失敗をしたとしても命までは取られません。最悪の大失敗は「失敗しない人生」そのものです。常に自分を磨き続けることが自分の弱さを克服できる唯一の方法です。

以上がこの書籍、この動画の内容です。
とことん自分と向き合うことが大事だということが分かりました。
自分を知って常に時代に合わせて自分のスキルをアップデートして、自分の価値を高めていくこと。それを続けることで不安や弱さを克服できるのだと。
自分もそうですが、自己肯定感の低い人が多いですよね。もっと自分を認めてあげることで更なる成長を遂げることができるので、自己肯定感を高めることが課題だと感じています。

この書籍に書かれていて動画でも紹介されていたように実践すれば自分の好きなことやりたいことに気付けるはずです。ぜひやってみてください!

『【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)』をYouTube図書館で見る!

最新書籍情報2

またまた金川顕教さんの最新書籍情報をお知らせします。

あなたは読書をしますか?
自分はもともと読書が好きでしたが社会人になってなかなか読書をする時間を確保出来ずにいました。ですが最近は本を読む機会を前よりも多く増やすようにしています。
1日5分10分でも本を読むことで色々な部分が活性化されるように感じています。

例えば好きなジャンルの本を読むと内容がスッと入ってくると思います。
でも、苦手なジャンルや難しい内容だとなかなか内容が頭に入って来ないことありませんか?何度も同じところを読んでちっとも先に進めない、なんてこともあるでしょう。

こういう方は、実は読書法が間違っているのかもしれません。

金川顕教さん曰く、読書をしている人の9割が間違った読書法をしているそうです。
金川顕教さんは毎日2冊、月60冊、年間730冊の本を読んでいます。どこにそんな時間があるのかと不思議に思いますよね。金川顕教さんが1冊の本を読むのにかける時間はたったの30分です。しかも1冊の本を読むのに4つの読み方を使っているそうです!

特徴は3つ。
①1冊の本を違う方法で4回読みます。
②1冊の本を20%読むことで本全体の80%を理解します。
③読んだら終わりではなく、読んだ内容を誰かに伝えるアウトプットを重視します。

仕事やお金、人間関係、恋愛、幸せ、人の抱える悩みはどの時代でも同じです。
読書をすることでこうした悩みを解決し、人生を変えることができると金川顕教さんは考えています。それに成功者は例外なく読書家です。

金川顕教さんが使っている4つ読み方は以下の通りです。
①予測読み(本のカバーや帯から内容を予測すること)
②断捨離読み(重要な20%と重要じゃない80%を見極める)
③記者読み(質問と疑問を繰り返す)
④要約読み(本の要点を3つにまとめる)

速読とはまた違う革新的な読書術を身に付け、学びを成果に変えていきましょう!

12月10日発売の最新書籍、
『「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命』を購入するにはこちらからどうぞ。


最新書籍情報

金川顕教さんの最新書籍の情報をお知らせします。
書籍のタイトルは『80分でマスター! [ガチ速]簿記入門』です。
2020年11月27日に扶桑社から出版されています。

ビジネスは数字の世界。仕事で成功するためには数字に強くなる必要があります。
数字に強くなるために学ぶと良いことは「会計、簿記、決算書」だと金川顕教さんは言います。前著『ガチ速[決算書]入門』が好評を博し、本書も「数字アレルギー」を解消できる一冊、とのこと。
経理や簿記は初めての方も、簿記検定を受けたいという方も、これから起業を考えているという方も、会社経営者も個人事業主の方も、全てのビジネスパーソンに必要な数字力を鍛えることができます。

初めて簿記の試験を受ける方は3級のテキストよりもまずこちらを読むことを勧められるほど、分かりやすく順序だてて解説してあるようです。前著の決算書入門と合わせて読むことでより知識が深まります。
今や必須スキルともいえる会計や簿記。一つでも多く自分の武器を持つことはとても良いことです。
レビューでもかなり分かりやすいと大好評の一冊ですので、苦手意識を持っている方こそぜひ手に取ってみて欲しいと思います。
金川顕教さんの書籍の分かりやすさは本当にぴか一だと思います!

書籍はAmazonより購入することができます。
『80分でマスター! [ガチ速]簿記入門』を購入するにはこちらからどうぞ。

オープンチャットの新規開設!!

金川顕教さんのYouTube図書館や書籍を読んでいる方、公式LINEに登録されている方はもうご存知だと思いますが、金川顕教さんが「オープンチャット」を解説されました!!
オープンチャットというのはLINEの機能の一つで、誰でも参加ができるグループを作り、友達以外のユーザーと気軽に交流ができるものです。
チャットとはいっても、通常のトーク機能がベースになっているので既にLINEを使っている方は操作の面では特に戸惑うことはないと思います。
スタンプも送れますし、写真を投稿することも出来ます。
オープンチャットの特徴として、自分が参加する前のトークも遡ってみることができる点があります。通常のグループトークでは、自分が参加する前のやり取りは見ることができませんよね。これは結構嬉しい部分ではないでしょうか。

今回金川顕教さんが解説されたオープンチャットは『学びを成果に変える』ということをテーマに掲げられています。
最新のYouTube動画の更新情報や、最新本の出版情報、イベントや勉強会の開催情報がいち早く受け取れるのも嬉しいですね。

参加は無料で誰でも出来ます。
通常のラインアカウントとは別にニックネームやアイコンを設定できるので、プライベートを晒したくない方も安心して参加することができます。

参加を希望される方はまずはぜひ金川顕教さんのLINE@へ登録してみてください!

10年間の集大成の本

金川顕教さんが10年間の集大成だと語る書籍を出版されました!!
年収1億円になるために金川顕教さんが10年間かけて身に付けてきた10個のスキル。
それぞれを解説した書籍とのことです。これは必見ですね!

年収1億円になってほしい訳ではなく、年収1億円の価値のある人間になってほしいという想いを込めて作り上げた1冊だそうです。
そうなるために身に付けるべきスキルは以下の通り。

1.先見力
2.思考力
3.表現力
4.読書力
5.数字力
6.当事者力
7.応援力
8.習慣力
9.決断力
10.チーム力

こうしたスキルを意識するかしないかでは大きく違ってきます。

金川顕教さんは天才よりも努力する人が成功すると信じているそうです。金川顕教さん自身努力の人ですし、自分の知っている成功者もかなりの努力家です。
それから、努力する人よりも楽しんでいる人が成功するとも信じているそうです。確かに自分の知っている成功者もとても楽しんでいます。

やっぱり成功者には共通点がありますね。だから自分が成功者になるためには共通点を見つけ、自分をそれに近づけていくことが大切です。

今年は新型コロナウィルスによって世界中がめちゃくちゃに振り回されてしまいました。最近また感染者も増えてきています。こうした先の見えない時代だからこそ、楽しむという力を伸ばしていくことが大切ですよね。

今までの自分の価値が将来の自分の価値を決めるわけではありません。
今日からの選択と決断の積み重ねで将来の自分が決まるんだと金川顕教さんはいいます。

成功への一番の近道は地道にコツコツやること。
コツコツが勝つコツ。
昨日よりも今日、今日よりも明日、と少しずつでも成長するための行動を続けることが大切ですね。

ぜひ金川顕教さんの最新書籍を手に入れてみてくださいね!
『年収1億円の神ルール10』の購入ページへ(Amazon)

書籍購入者に神ルールを解説した5時間30分の動画プレゼントがあります。購入が分かる写メを金川顕教さんのLINEへ送ってくださいね。

『金川顕教さんのLINE@へ』

【9分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 後編(メンタリストDaiGo / 著)

前回の続き、『【9分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 後編(メンタリストDaiGo / 著)』についてまとめと感想を書きたいと思います。

3章:あなたから「また買いたい!」と思わせる心理戦略
営業の仕事をしている人は特に参考にできる項目です。この章で金川顕教さんが重要だと思うものを解説しています。1つ目は買う人だけを3秒で見分けるテクニックです。さしみの法則というものがあって買いたい人は3割、悩んでいる人は4割、買わない人は3割だそうです。相手の観察をしっかりして相手の気持ちに合わせた臨機応変な対応をすることが大切です。2つ目は相手の隣に立ち一緒に選んでいるという姿勢を見せること。3つ目、お客さんは得をすることよりも損をしないことを強く求めます。自分の意志だけで買えない人は損をしたくないという思いを抱えているので、自信のある態度や表情で相手に安心感を与えることが大切です。4つ目は価格帯の選択肢(6:4:3の比率)を3つ用意し、一番高い商品、一番安い商品、一番売りたい商品の順で示すとより効果的に売りたい商品が売れるということです。5つ目は「今しか買えない」という希少性は、商品が無くなってしまうという恐怖心を刺激するので購入に繋がります。こうしたテクニックをうまく活用すれば相手の行動を誘導できることがイメージできると思います。自分もこれまでたくさん誘導されてきたなーと感じました。

4章:人間関係のストレスをなくす心理戦略
人間誰しもイライラするときはあるでしょう。そんな時はどうしたらいいか。
まず時間を置きましょう。感情の冷却期間をつくることが大切です。2つ目は書いてアウトプットしましょう。ムカつくことを書き出していってそこから感情を消していき、筋が通っていることだけを残すという方法です。感情論だけでなくきちんと客観視することが大切ですね。
続いて苦手な人をなくすには、相手が自分よりも優れている点を3つ探すことです。これを習慣にすることで仕事で有利になったり相手に尊敬の念を持てるようになったりします。相手の悪いところばかりみているとイライラにも繋がりますよね。いい人間関係を築くためには相手の良いところに目を向けることが大切ですね。

5章:ミスを取り戻すどころかチャンスに変えてしまう心理戦略
失敗から学ぶのではなく失敗を利用するという話です。失敗をした時に落ち込んでいるのはダメダメです。普通の人は失敗を反省し次に活かそうと考えます。他人に差をつけたい人は失敗を自分のプラス要因として転換することが求められます。社会心理学で自己成就予言というものがあります。自分がこうなる、こうしたいと思い立ってそのように行動すれば実際に成就することができるというものです。失敗したとしてもそれを利用してプラスに変えていくという発想が大切ですね。

以上が後編で紹介された書籍の内容です。この書籍ではたくさんのテクニックが紹介されています。一度書籍を読んだだけ、動画を見ただけではそれを実践できるほど理解するのは難しいと思います。繰り返し学ぶことでそれを実践していけるようになるので、ぜひ繰り返し学んでいきましょう。メンタリストDaiGoさんのようにメンタリズムを使いこなせるようになったら人生面白くなりそうですね!

『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 後編(メンタリストDaiGo / 著)』をYouTube図書館で見る!

【16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)

今回金川顕教さんのYouTube図書館で視聴したのは『【16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)』という動画です。
メンタリストDaiGoさんの数ある書籍の中で一番売れている書籍だそうです。こちらも前編・後編での構成です。まずは前編のまとめと感想を書いていきたいと思います。

この書籍を読むことで、交渉や販売、接客人付き合いいろいろなシチュエーションで活かせる心理戦略を身に付けることができるということです。
まずメンタリズムというものについて。メンタリズムとは行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き思うままに誘導する技術です。人生をコントロールすることができるスキルですね。DaiGoさんはメンタリズムが一番役立つのはビジネスシーンだと一貫して言っています。またメンタリズムは特殊能力というわけではなく、化学であり技術なのでコツさえつかめば誰でも身に付けることができると言っています。
難しく考えず人付き合いの基本だと思って学んでみましょう。

1章:あなたはもっと評価されるべき。今こそ仕事にメンタリズムを
メンタリズムには4つの基本があります。
1つ目は観察すること。相手の表情だったり身に付けているものだったり、体の動き、使っている言葉などをしっかり意識して観察することが大切です。2つ目は分析すること。観察したことをきちんと分析しないと意味がありません。なぜこういう言葉を使うのかなど背景を想像すること、分析をすることを習慣づけることが大切です。3つ目は信頼されること。相手を動かすためには信頼されることが必要になります。相手よりも先に自分のことを開示することで相手も自分のことを打ち明けるようになります。また、相手に悟られないように相手をミラーリングすることも信頼されるための有効な手段です。4つ目は誘導すること。相手に直積的な命令をするのではなく、相手が自発的に行動するように仕向けることが大切です。

2章:手ごわい相手の「YES」を引き出す心理戦略
商談や交渉の前に結果は9割決まっているそうです。交渉相手と個人としてどれくらい距離を縮められるかどうかにかかっています。金川顕教さんも『いつの間にか稼いでくれるすごいチーム』という書籍の中でプライベートは3日で3ヶ月の効果があるということを書いています。人の心理は環境によって左右されるそうです。仕事モードじゃない時に相手との距離を縮めて相手のことをよく知ることが仕事での成果をもたらしてくれます。また、1章でもあったように自己開示を先にすることで相手の本音を引き出すことができます。それから挨拶を誰よりも先にすることでその場の主導権を握れます。先手を打つことで自分のポジションをしっかり確保することが大事だということです。記憶の定着は接触回数で決まるそうなので接触回数も意識しましょう。相手に伝えたい情報は表現を変えて3~10回繰り返すと良いそうです。そのためには絶対伝えたい事を1つに絞って他は断捨離することが大事です。

以上が前編の内容です。
DaiGoさんをテレビで見たことがありますが、本当にすごいなといつも思います。メンタリズムは特殊な能力じゃなくてコツを掴めば誰でも身に付けられるなんて驚きです。もちろんDaiGoさんばりになるには相当な訓練が必要だと思いますが。
営業とか販売とかの仕事では特に相手の気持ちを誘導することが求められますよね。でも直接的な命令なんてされたら嫌な気持ちになるものです。相手が自発的にそうしたいと思えるようにするのが誘導。これができれば本当に怖いものなしですね!
人とのコミュニケーションで大切なのはやっぱり信頼。自分のことを隠すようでは相手からの信頼を得られませんね。恥ずかしがらずに自分のことを相手にさらけ出す勇気を持ちたいと思います。
後編もまたまとめと感想を紹介したいと思います。

『16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)』をYouTube図書館で見る!

【9分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 後編(ジム・コリンズ / 著)

前回に引き続き、金川顕教さんのYouTube図書館から『【9分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 後編(ジム・コリンズ / 著)』を紹介したいと思います。

偉大な企業11社を徹底的に分析したら7つの共通点が見つかったという話でした。前編では7つのうち2つについて詳しく解説されています。まだ前編を見ていない方はぜひ前編を見てからこちらをご覧くださいね。
では後編の内容です。

第4章、最後には必ず勝つ。これは共通点の3つ目「厳しい現実を直視する」ということについて書かれています。ストックデールの逆説を意識することが大切とのこと。ストックデールの逆説というのは、ベトナム戦争で捕虜となり8年間の捕虜生活で20回以上の拷問を受け、いつ釈放されるか見込みがたたない状況を生き抜いたジム・ストックデール将軍に由来しています。彼が生き延びることができたのは、収容所から出られる・最後には勝利するという確信を失わなかったこと、だけど自分の置かれている厳しい現実の中で最も厳しい事実を直視することも忘れなかったからだそうです。逆境に陥った時、楽観視している企業はダメになります。最後には必ず勝利するという確信を持ちつつ、厳しい現実をきちんと受け止めている企業が逆境を克服することができるそうです。
厳しい現実を直視するためには、上司が真実に耳を傾ける機会が必要です。
きちんと話ができるいい組織づくりをするためのポイントが4つあります。
1つ目は答えではなく質問によって誘導すること。上司が部下と話すとき、すぐに答えだけを教えるのではなく部下に自分で考えさせることが大切です。2つ目は対話と論争を行い、強制はしないということ。企業の方針を決めた後でも従業員が意見を言えるような機会を作る、参加型の形を整えることが大切です。3つ目、解剖を行い批難はしないこと。失敗について分析することは大事だけど、責任の所在は追及しないことが大切です。4つ目は入手した情報を直視できない情報に変える「赤旗」の仕組みをつくること。

第5章は単純明快な戦略、ハリネズミの概念についての話です。ハリネズミは自分を外敵から守るためにハリを広げるというたった1つの方法しか持ちませんが、それが大事なんです。成功するためには1つに特化した方が良いようで、自社が世界一になれる部分、お金になる部分、情熱をもって取り組める部分が重なっているところに集中するべきだということでした。

第6章は人ではなくシステムを管理する、規律の文化についての話です。偉大な企業に飛躍した企業は、関係のない事業には進出していません。関連のない買収や合併もしません。自社に合わないこともしません。自社の特徴をしっかり把握し、そこを伸ばせることに注力しているということですね。逆に5章でふれたハリネズミの概念(3つの円が重なる部分=自社の強み)を理解できていない企業は業績が低迷してしまいます。

第7章は新技術にふりまわされないことについて。技術の流行には乗らず、慎重に選んだ技術を利用することで先駆者になることができるという話でした。

第8章は劇的な転換はゆっくり進む、弾み車の話です。外部からみたら劇的で革新的な変化でも、内部からは日ごろからコツコツと積み重ねてきただけのこと。日頃の積み重ねが大事だということです。ハリネズミの概念に基づいて前進することで巨大で重い弾み車を回転させることができ、逆にハリネズミの概念を理解できないまま手当たり次第にやっていれば業績はどんどん悪化していくということでした。

以上がこの書籍の内容です。やっぱり難しいですね(笑)。動画の最後にまとめがあるので、そこをしっかり見ると分かりやすいかと思いますが。書籍は分厚く金川顕教さんも難しいと言うくらいです。でもこの中から1つでも2つでも自分の中で大事だと思う見つけ、自分の中に落とし込んでいくことが大切だということでした。
後編の中では第5章のハリネズミの概念の部分がとても大事だなと感じました。企業も人も自分のウリをしっかり理解している人が強いですよね。ブレない芯をもっているかどうかが大事だと感じました。芯を太く強く出来ることに注力することが飛躍に繋がるんですね。

難しいですけど起業家だけでなくビジネスマンとしても大いに参考になる書籍だったと思います。理解できるまで繰り返し視聴したいと思います。
GOODからGREATに飛躍するための7つのポイント、ぜひチェックしてみてくださいね。

『9分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 後編(ジム・コリンズ / 著)』をYouTube図書館で見る!

【10分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 前編(ジム・コリンズ / 著)

今回も恒例の金川顕教さんのYouTube図書館から、『【10分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 前編(ジム・コリンズ / 著)』の紹介をしたいと思います。こちらも前編・後編の二本立てなので、まずは前編から紹介していきますね!

この『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』という書籍には、良い企業(GOOD)から偉大な企業(GREAT)になるための飛躍の方法が書かれています。だからといって起業家だけが読むべき本というわけではなく、ビジネスマンがより飛躍するためのヒントにもなるのでぜひ自分は起業家じゃないからといってスルーせずに本を手に取ってみたり、金川顕教さんの紹介動画の解説を聞いてみたりしてください。

第1章には時代を超えた成功の法則について書かれています。偉大な企業を11社徹底的に分析したところ、7つの共通点が見つかったそうです。その共通点7つがまず第1章で紹介され、第2章からは共通点の一つ一つが詳しく書かれています。ではその共通点について。
1.第5水準のリーダーシップ
2.最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
3.厳しい現実を直視する
4.ハリネズミの概念
5.規律の文化
6.促進剤としての技術
7.弾み車と悪循環
こうして並べてみてもパット理解できることは少ないですね。

第2章、第5水準のリーダーシップについてです。第5水準に到達するには段階があるわけです。第1水準としてまず有能な個人にならなければいけません。有能な個人というのは、「才能・知識・スキル・勤勉さ」によって生産的な仕事が出来る人のこと。金川顕教さんからのヒントは、同期の中で1番優秀な人を思い浮かべたら分かりやすいということでした。第2水準は、組織に寄与する個人になること。組織の目標に向かって個人の能力を発揮し、組織の中で他の人とうまく協力出来る人のことです。上司から見た優秀な部下というか、この人がいるからみんな育っているなと思われるような人が第2水準に該当する人物ですね。第3水準は有能な管理者。人と資源を組織化して、決められた目標を効率的に効果的に追求できるような人です。要は出世した優秀な上司ですね。
第4水準、有能な経営者という段階。ここからが経営者です。明確で説得力のあるビジョンへの支持を持ち、ビジョンの実現に向けて努力をして、これまでより高い水準の業績を達成するよう組織を刺激し動かす人になることです。そして第5水準、偉大な経営者になるためには個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという二面性が必要になります。ビジネスマンとしては、長期的な思考を持ち、基準を満たすまでは満足しないという意志の固さ、責任は自分にあると考え他人や環境などのせいにしないということが求められます。一方個人としては謙虚で自慢したりせず、周りの人を成功させるためにどんどん人を育て、うまくいったのは周りのおかげだと感謝し、志を高く持って組織を活気づけることが求められます。ビジネスマンとしての自分とプライベートでの自分をしっかり持ち、そのギャップがあることが大切だと金川顕教さんも感じているようです。まず自分が今どの水準にいるのかを把握することが大切ですね。

第3章は誰をバスに乗せるか。最初に人を選び、その後に目標を選ぶということが詳しく書かれています。偉大な経営者というのは、最初に行き先を決めるのではなくまず人選から始めるそうです。不適切な人はバスから降ろすことも必要です。企業を飛躍させるには何をすべきかではなく誰を選ぶか。つまり優秀な経営陣を集めるということですね。優秀な人は厳しく管理しなくてもきちんと仕事をして成果を出します。そういう人を集めることが何よりも大事だということです。適切な人が集まってから目標を決めることで最適な道を見つけ出すことができます。
一人の天才を1000人で支える方式は、リーダーが第4水準であり経営者が目指すビジョンを達成するために人を選んでいるので、良い企業にはなれても偉大な企業にはなれないということでした。
人材を選ぶときには3つのポイントがあるそうです。1つ目は疑問があれば採用しないこと。2つ目は人を入れ替える必要があれば行動すること。まず座っている位置が悪いのかを確認し、悪いのなら容赦なくバスから降ろすことも大切です。3つ目は事業は売っても人は売るなということ。

以上が前編の内容でした。いかがでしょう。正直1度で理解するのは難しいと感じました。ただ、経営者というのは企業の目標があってそれに必要な能力があるような人を採用するのだと思っていたので、優秀な人材の確保を1番にしている企業が偉大な企業だと知り驚きました。
第5水準の経営者のように、周りの人を大事にし、謙虚で感謝を忘れない人になることはたとえ経営者ではなくてもとても大事なことだと感じています。誰だってそういう人と繋がって関わりたいと思うはずです。人間としてそういうことを意識し、器を大きくしていけるように日々精進していきたいと思いました。

ではまた後編の紹介をさせていただきますね。

『【10分で解説】ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 前編(ジム・コリンズ / 著)』をYouTube図書館で見る!