決め手は?

前回、目標達成の極意ということでコンフォートゾーンから抜け出しラーニングゾーンに身を置くべし、という話を紹介しました。

ところでみなさん目標を定める時って自分にできるかどうかで決めてないでしょうか?
金川顕教さんのもとには「副業を始めたい!」「起業したい!」「脱サラしたい!」という声がよく届くそうです。そんな時金川顕教さんは「すればいいじゃん」と返すそうですが、返事の大半は「出来るかな?」という言葉。
金川顕教さんからしたらできるかどうかなんてどうでもいいそうです(笑)
だってはじめからできることなんてあるわけないと思っているから。

何かに新しく挑戦するのがラーニングゾーンでした。
でも自分にできることをやるのってコンフォートゾーンから抜け出せてないですよね(笑)
新しいことに挑戦して順風満帆にいくなんてほぼほぼありません。
いろんな壁にぶち当たりながら紆余曲折を経て達成するから成長することができるんです。
だから目標設定にはできるかできないかで考えるのはナンセンスです!
大事なのはやりたいかやりたくないかという自分の気持ち。
いろいろリサーチして○○がよさそうだからやってみる!と言う人もいっぱいいますよね。でもそういう人は結果が出づらいみたいです。
極論を言うと結果が出るまで当たり前に努力できる人が結果を出すのだと。

結果なんていつ出るかは誰にも分かりません。
結果が出るまでやり続けることができる人が結果を出します。
できるかどうかでジャッジして取り組む人は結果が出ないとすぐ挫折します。

なるほど、と思いませんか。
当たり前のことを言っていますが、それが真理ですよね。

打算を働かせる人よりも、純粋に自分がやりたいからやっているという人のほうが失敗や挫折をしてもまたチャレンジしようと思えるそうです。
だからもっと自分の気持ちに正直に、できるかどうかじゃなくやりたいかどうかで目標を設定したいですね!それこそが成功の秘訣のようですよ。

RPG

なにかを達成しようとするには「継続」することが大事だということは周知の事実ですよね。
でも、わかっていても「継続」することが大変だということもみなさん経験済みでしょう。
なにかに挑戦しようと思い立った時はやる気と希望に満ち満ちていますが、達成までの道のりを見誤ったせいで(というか楽観的に捉えすぎたせいかも)時間と共にモチベーションがどんどん下がって結局挫折してしまう、なんてパターンを何回繰り返してきたことでしょう(笑)

最初に「絶対になにがなんでも達成するぞ!!」という覚悟が足りなかったり、取り組むための環境が整っていなかったり、挫折してしまうには理由があります。
そしてもちろん、「継続」できるのにも理由があります。
「継続」できる人はそれなりの仕組みづくりができているのだと金川顕教さんはいいます。

例えば、「誰か」を巻き込んでいること。
なにかに挑戦するとき、一人で取り組んでいると、ちょっと心が折れそうになっても励ましが得られなかったりして孤独だし、諦めないように引き留める人もいません。
でも同じ目標を持っている人と一緒にやっていれば、多少辛いことがあっても「あの人が頑張っているんだから」と踏ん張ることができるし、簡単に「諦めよう」と決断できません。
簡単にやめれない環境を自分で作り上げることも、「継続」するための大切な要素なんですね。

それから、「継続」することを楽しむということもとても大切なことです。
RPG(ロールプレイングゲーム)は、町の人と話したりいろんなところへ行って順番に仲間や武器、アイテムなんかを集めて話を進めていくというものですが、途中段階をつまらないと思う人はいるでしょうか?
むしろRPGとはその途中のあれやこれやが醍醐味であるかと思います。
金川顕教さんは「目標達成行動はRPGをやっているようなものだ」と思っているそうです。
最初からすぐボスが倒せないのは当たり前(笑)
局面が変わったり挫折を味わったり、いろいろなことがあるけれど、それもRPGの1コマだと思いましょう。
RPGの途中で行き詰ったら、別の方法を試してみたりすると思います。
自分の目標達成のためにも同じように行き詰ったらなにかが間違っていたりするかもしれません。別の方法を試してみたらすんなり次のステップへ進めるかもしれません。
自分がRPGの主人公になったつもりで、目標が達成されるまでに起こる色々な出来事を楽しみながら攻略していくこと。
それが「継続」するための1番の秘訣かもしれないですね。

本屋さんの本棚に!!

毎度毎度ものすごいスピードで本を出している金川顕教さん。
無料電子書籍だけでなくて、紙の本もたくさん出されていますよね。
全てに目を通してるよ、という人も、1冊くらいは読んだことあるよ、という人もいると思います。

金川顕教さんは話すのも上手だなと思いますが、執筆の方も上手だなと感じます。
具体的な例を色々な部分で出してくれるので、「ん?どういうことだ?」といまいち理解が追い付かない時なんかに、その例を読んで理解を深めることができるんですね。

ビジネス書なんかは、理解が追い付かないままどんどん専門用語のオンパレードで進んで行ってしまうので、1冊読んだ後もしっくりこないことが多いのですが、金川顕教さんの本はすらーっと読めるので読み終わるまでに掛かる時間も少ないし、読んだ後のスッキリ感があります。

いろいろなビジネスについて知っている金川顕教さんだからこそ、いろんなジャンルのビジネスについてノウハウ本やマインドセットのための本などを書くことができるな、と思います。
まだ一度も読んだことがない人は、ぜひ金川顕教さんがどんな本を出しているかだけでも見てみてください!
→金川顕教さんの出版した書籍一覧

 

金川顕教さんは2年ほど前に本屋さんでふと「人生一度きりだし1冊くらい自分の本を出したい」と思ったそうですが、なんとそれが今では16冊もの紙の書籍を出版してついに本屋さんの本棚に『金川顕教』という見出しが付くまでになっています。

「本を出版する」ということをしたことがないのでどのくらい大変かは想像するしかありませんが、金川顕教さんは「1冊くらい出したい」という目標が出来てからすぐに出版について調べたりセミナーに行ったりコンサルを受けたり、と出版について研究をしたそうです。

今できていないことを将来できるように想像することは、非常に大切なこと。

金川顕教さんのことばでとても胸に響きました。
今まで過ごしてきたことは変えようがないけれど、将来はいくらでも変えることができます。
もしそれで結果が出なかったとしても、全力で取り組んだ経験が絶対に自分の糧になりますよね。

なにか目標があるのなら、グダグダ悩んでいる時間がもったいない!
後悔しないように行動していこうと決意を新たにしました。