【16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)

今回金川顕教さんのYouTube図書館で視聴したのは『【16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)』という動画です。
メンタリストDaiGoさんの数ある書籍の中で一番売れている書籍だそうです。こちらも前編・後編での構成です。まずは前編のまとめと感想を書いていきたいと思います。

この書籍を読むことで、交渉や販売、接客人付き合いいろいろなシチュエーションで活かせる心理戦略を身に付けることができるということです。
まずメンタリズムというものについて。メンタリズムとは行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き思うままに誘導する技術です。人生をコントロールすることができるスキルですね。DaiGoさんはメンタリズムが一番役立つのはビジネスシーンだと一貫して言っています。またメンタリズムは特殊能力というわけではなく、化学であり技術なのでコツさえつかめば誰でも身に付けることができると言っています。
難しく考えず人付き合いの基本だと思って学んでみましょう。

1章:あなたはもっと評価されるべき。今こそ仕事にメンタリズムを
メンタリズムには4つの基本があります。
1つ目は観察すること。相手の表情だったり身に付けているものだったり、体の動き、使っている言葉などをしっかり意識して観察することが大切です。2つ目は分析すること。観察したことをきちんと分析しないと意味がありません。なぜこういう言葉を使うのかなど背景を想像すること、分析をすることを習慣づけることが大切です。3つ目は信頼されること。相手を動かすためには信頼されることが必要になります。相手よりも先に自分のことを開示することで相手も自分のことを打ち明けるようになります。また、相手に悟られないように相手をミラーリングすることも信頼されるための有効な手段です。4つ目は誘導すること。相手に直積的な命令をするのではなく、相手が自発的に行動するように仕向けることが大切です。

2章:手ごわい相手の「YES」を引き出す心理戦略
商談や交渉の前に結果は9割決まっているそうです。交渉相手と個人としてどれくらい距離を縮められるかどうかにかかっています。金川顕教さんも『いつの間にか稼いでくれるすごいチーム』という書籍の中でプライベートは3日で3ヶ月の効果があるということを書いています。人の心理は環境によって左右されるそうです。仕事モードじゃない時に相手との距離を縮めて相手のことをよく知ることが仕事での成果をもたらしてくれます。また、1章でもあったように自己開示を先にすることで相手の本音を引き出すことができます。それから挨拶を誰よりも先にすることでその場の主導権を握れます。先手を打つことで自分のポジションをしっかり確保することが大事だということです。記憶の定着は接触回数で決まるそうなので接触回数も意識しましょう。相手に伝えたい情報は表現を変えて3~10回繰り返すと良いそうです。そのためには絶対伝えたい事を1つに絞って他は断捨離することが大事です。

以上が前編の内容です。
DaiGoさんをテレビで見たことがありますが、本当にすごいなといつも思います。メンタリズムは特殊な能力じゃなくてコツを掴めば誰でも身に付けられるなんて驚きです。もちろんDaiGoさんばりになるには相当な訓練が必要だと思いますが。
営業とか販売とかの仕事では特に相手の気持ちを誘導することが求められますよね。でも直接的な命令なんてされたら嫌な気持ちになるものです。相手が自発的にそうしたいと思えるようにするのが誘導。これができれば本当に怖いものなしですね!
人とのコミュニケーションで大切なのはやっぱり信頼。自分のことを隠すようでは相手からの信頼を得られませんね。恥ずかしがらずに自分のことを相手にさらけ出す勇気を持ちたいと思います。
後編もまたまとめと感想を紹介したいと思います。

『16分で解説】一瞬でYESを引き出す 心理戦略。 前編(メンタリストDaiGo / 著)』をYouTube図書館で見る!