【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)

今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』という動画を視聴しました。
この書籍には仕事の3つの原則と50個の行動指針が書かれているのですが、その中から金川顕教さんが読んで重要だと思ったものをピックアップして解説しています。
新人だけでなく、誰にとってもすごくためになる内容ですのでぜひ見てみてください。

最初に紹介されているのが仕事において大切な3つの原則についてです。1つ目は「頼まれたことは必ずやりきる」こと。完璧に出来上がっていなかったとしても決められた期限内にきちんとやりきることで信頼を得ることができます。2つ目は「50点で構わないから早く出す」こと。成功への近道は短いサイクルでできるだけ早く回すこと。1ヵ月かけて100点を目指すより、1週間で50点のものを出して上司からのフィードバックを得て軌道修正していくやり方のほうが良いようです。特に慣れないうちは完璧さよりもスピードを重視して仕事に取り組むことが大事なのですね。そして3つ目が「つまらない仕事はない」ということ。どんな仕事でも自分で楽しむ工夫をすることで結果に繋がっていくということでした。
続いて紹介されているのは行動指針です。50個あるうち金川顕教さんが紹介しているのは12個です。メールは24時間以内に返信すること、仕事は復習がすべて、仕事は盗んで真似ること、コミュニケーションはメールand電話、「あえて言わせてください」で意見を言うなど大事なことばかりです。その中で特に自分に響いたものを3つ書き出したいと思います。
1つ目、「なんのために」で世界が変わる。どんな単純作業にも背景や目的があるから、それを意識して働くことが大事だということです。学生時代にアルバイト仲間と一緒に社員さんの指示に対し「なんのためにするのか」と聞いたことがあります。聞いて納得することで仕事に対する意識が変わったと思います。そしてその時に社員さんがそういうことをきちんと聞いてくれて嬉しいと言っていたことがとても印象に残っています。単純作業は特に深く考えずに出来てしまう仕事ですが、その背景や目的についてしっかり意識することはやはり大切だなと改めて勉強になりました。
2つ目、仕事は総力戦。自分は完璧主義な部分があってつい個人で100点を出さないといけないと思い込んでいましたが、50点の仕事を早く提出し、上司や先輩や同僚と一緒に100点に仕上げていくことを意識しないといけないなと思いました。
3つ目、社会人の勉強はアウトプットがゴール。(ここでいうアウトプットとは話したり書いたり人と会ったりお金を使うことです。)例えば本を読んだらそれで終わりではなく、そこで得た知識を活かすにはどうしたらいいかを考え行動に繋げることで初めて自分の中に落とし込むことができます。アウトプットの大切さはこれまでも金川顕教さんがいろいろな場面で教えてくれていますので、インプットの3倍アウトプットすることを意識していきたいと思います。

以上、『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』についてです。
入社1年目の教科書なので、これから一緒に仕事を始める部下とか新社会人になる親戚とかにプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
自分は学生時代に読んでおきたかったなと感じました。たとえ新人でなかったとしても自分のように内容が心に響いたりこれからの仕事の仕方に影響したりすることもあると思うので、未読の方はぜひ一度この動画を視聴するか書籍を手に取ってみてくださいね。

『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』をYouTubeで見る!