今回紹介する『【12分で解説】頭のいい説明「すぐできる」コツ 今日、結果が出る!(鶴野充茂 / 著)』は、金川顕教さんの書籍『稼ぐ話術「すぐできる」コツ: 明日、あなたが話すと、「誰もが真剣に聞く」ようになる(三笠書房)』との共通点も多く比較しながら聞くのも面白いと思います。もし稼ぐ話術を読んだことがなければ、そちらの解説動画もあるので参考にしてください。(→『稼ぐ話術「すぐできるコツ」1章 まず「結論から話す」(金川顕教 / 著)の視聴はこちら)
皆さんはプレゼンなど人前で話すとき、どんなことを意識して話しているでしょうか?物語のように起承転結を意識して話の構成を考えることもあると思います。でも前置きが長すぎると聞き手にとっては「結局何が言いたいの?」と思うように、一番伝えたいことが曖昧になってしまって印象に残りづらくなります。
金川顕教さんが「Time is Life」というように誰にとっても時間はとても大切なものです。自分の話を聞いてもらう時間を相手から奪っているので、話は短く分かりやすくする努力が必要です。
この書籍でも金川顕教さんの書籍でも、分かりやすい説明は結論から始まるということを言っています。
自分の言いたいことをただ言うのでは、相手に伝わったとは言えません。相手が話を理解したり共感したりして初めて伝わったといえます。でも、ビジネスシーンでは話が伝わっただけでは不十分です。相手の感情に響いてそれが行動に繋がらないと意味がないからです。物販営業で考えてみると分かりやすいですよね。商品のスペックを理解してもらうだけではなく実際に買ってもらわないと意味がありません。稼げる人は相手に行動を起こさせるような話し方ができる人です。だから話をするときは相手の行動や結果に繋げられるように意識することが大切ですね。
そのためには聞き手が聞きやすいように話す工夫が必要です。大きい情報を伝えてから小さい情報を伝えることや、数字を用いること、そういう工夫次第で伝わり方はグッと変わります。また、事実だけを述べるのではなくそこに自分の意見をプラスできるとより良いということでした。どれもすぐに実践できることばかりです。意識して少しずつ訓練したいと思います。
話し方は人間関係にも影響します。「でも」とか「しかし」という逆接の言葉や否定する言葉を使わないように気を付けようと思いました。
上司や同僚のスケジュールを把握しておくことがいい人間関係に繋がるという話は意外でした。でもそうした小さな気遣いの積み重ねが信頼になるのだと納得です。
自分はどちらかといえばコミュニケーションが上手くないほうなので、参考になる話がとても多くありました。金川顕教さんの書籍でも言われているようなことが多く、話が分かりやすかったです。
意識することで話し方はすぐにでも変えられるものだと思います。
より結果を出すためにぜひ参考にしてください。