4月も半ばになりました。
4月と言えば新しい環境に置かれる季節ですよね。
入学、クラス替え、入社、異動など、自分を取り巻く環境がガラッと変わったり色々な人と出会える季節ともいえます。
現代社会において、人とのかかわり方で悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
何をしたわけでもないのになぜか目の敵にされ不当な扱いを受けていたり、うまくコミュニケーションがとれずに自分だけ浮いてしまっている様な気がして落ち着かない、など、集団生活の中で自分がどう位置しているのかを思い悩んでしまっている人もいると思います。
人とはどうやってかかわっていけばいいのでしょうか。
そのヒントは金川顕教さんの書籍、
『シナジー人脈術~最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法』
から学びましょう。
時間の価値は命と同じ、というのが金川顕教さんの考え方です。
行きたくもない飲み会など、無駄な人付き合いは大切な命を削っているのと同じようなもの。
大切なのは、何人知り合いがいるか、携帯のメモリに何人登録されているか、ではなくて、どんな人と付き合っているか、ということです。
今自分の周りにいる人たちを思い出してみて、「この人嫌い」と思うような人がいたとしたら、今後の付き合い方を改めた方が良いかもしれません。
基本的にはきっと今まで生きてきた中である程度の人脈の整理がされてきて、自分にとって心地いいような人たちが周りにいるんだと思います。
人脈は、自分の今までの行動の積み重ねによる副産物です。
自分に合った人を見つけ、繋がって、1人でやる以上の結果を出すことができるような相乗効果をもたらすためには、自分を磨いて自分の行動を変えていくことも大切です。
運や縁に頼ってばかりでは、そうしたシナジー効果を生み出すことは出来ません。
それは結婚相手を例にしてみると分かりやすいですよね。
お金持ちの人と結婚したいと思っている女性が、縁結びで有名な神社やパワースポットへ行っているだけでは理想通りの相手を見つけることは出来ないと思います。
でも、マナーや礼儀作法を身に付け、自分を磨いて、お金持ちが集まるような社交場へ自ら赴くような女性だったら、その可能性はかなり高まると思います。
人間は誰しもいろいろなことに影響されたり影響を与えながらかかわっていくものだと思います。
悪い方へ影響されるのは簡単かもしれません。
出来ることなら、自分にとっていい影響を与えてくれる人と付き合って、どんどん自分の人生を向上させていきたいですよね。
そのためにも、どんなふうに人とかかわっていったらいいか、もっと深く考えてみるべきだなと思います。