人は本能的に変化することを拒んでしまうという、「現状維持」の法則があるそうです。
無意識に今までの習慣が変わることを阻止してくるので、人生を変えたいと望む人にとって大きな足かせになります。
そういう法則があると分かってはいても、なかなか「現状維持」の生活から抜け出せないものですよね。
金川顕教さんは逆に「現状維持」の法則を上手く活用すると、人生を変えるための後押しになることを教えてくれています。
例えば、自転車に乗る時にこぎ始めはペダルが重く感じるけど、走り出すと勢いに乗ってぐんぐん進んでいきますよね。
最初は止まっている状態を維持しようとしているため動き出すために力が必要だけど、勢いに乗ると「走っている状態を維持」しようとするからペダルから足を離したとしてもある程度走り続けることが出来る、というわけなのです。
(金川顕教さんの記事から抜粋して引用しました)
確かに昔マラソン大会で、始めの1歩はものすごーく足が重かったですが、途中から足が勝手に動いているような感覚に陥っていました。
これもきっと自転車のペダルと同じことが起こっていたんでしょうね。
金川顕教さん曰く、急激な変化をしようとすると、例の「現状維持」の法則が発動されて足を引っ張ろうとするので、要は劇的に変化をしないようにすることがミソだそうです。
なるほど、理にかなっていますね。
大切なのは、自分でも攻略可能な確実な1歩を継続していくことです。
そうすれば、「現状維持」の法則が自分の行動を後押ししてくれるので、階段を1段1段登っていくように焦らず確実に上を目指していかないといけないですね。