データや確率は無視をするべき

今はなんでもかんでもデータ化されて合格率やら利益率やら勝率やらでている時代です。

進学するにしても学力をデータ化されて合格率がA・B・C・D・E判定とか振り分けられます。
でもここでE判定を受けたら絶対に志望する学校に合格できないんでしょうか?
もしかしたら死に物狂いで勉強し、試験対策をきっちりやったら合格できるかもしれません。
だけど、大半の人はきっとE判定=絶対合格できない=志望校を変えよう、という認識を持ってしまうと思います。

そう考えると、データをもとにした確率やら統計やらを鵜呑みにするのって可能性を大幅に減らしてしまうリスクがあると思いませんか?

 

こういうことはカリスマ起業家の金川顕教さんも著書の中やブログなどで言っています。
金川顕教さんが大学生時代に公認会計士を目指していた時、金川顕教さん含め公認会計士を目指していた方20人全員が公認会計士試験に合格したという経験があります。
統計上公認会計士試験の合格率は8%で、とても難しい試験であると言われています。
たまたま周りに優秀な人が集まっていただけだと思うかもしれませんが、なぜそんな難易度の高い試験に20人全員が合格できたかというと、彼らが本気で公認会計士を目指していたからに他なりません。
合格率8%と言いますがその内訳は、本気で目指している人もいれば、記念受験としてきちんと勉強をしていない人も含まれていますし、なかには途中で離脱してしまう人だっています。
だから合格率8%と聞いて、「そんなに難しいならやめておこう」と思ってしまったら、もしかしたら合格していたかもしれないという自分の可能性や未来をつぶしてしまうことになります。

こうした経験から、データや統計といったものは鵜呑みにしないほうが良い、
本気でそれを目指している人の成功率はもっとずっと高いはず、というのが金川顕教さんの考えるところです。

金川顕教さんのところへ「稼ぎたい!」と教えを乞う人は、金川顕教さんに「やるからには年収3000万円くらいの高い目標を持つ」ように言われるそうです。
ほとんどの人はそう言われて「無理!」と答えるそうですが、統計的には年収3000万円になるのは東京大学に合格するより6倍簡単だといえるそうです。
あくまで統計上ですが、なんだか実現できそうな気もしてきますよね。

結局データや統計なんてものはあまりあてにできません。
どのくらい本気でやるかやらないかが全てで、結果なんて自分自身でどうとでも変えられるはずです。

やるかやらないかの問題を、確率が低いからと言い訳に使ってはいけないですね。
今後は気を付けます(笑)