今回は金川顕教さんのYouTube図書館から【8分で要約】「1分で話せ」(伊藤羊一/著)を視聴した感想を書きたいと思います。
まず「1分で話せ」という著書を書いた伊藤羊一さんについて紹介します。
伊藤羊一さんは東京大学経済学部を卒業し、銀行で企業金融や企業再生支援などに従事。その後は流通会社へ移り、物流再編、マーケティング、事業再編・再生を担当。2015年4月からはヤフー株式会社の企業内大学Yahoo!アカデミア学長として、次世代リーダー育成を行っているそうです。
グロービス経営大学院客員教授としてリーダーシップ系科目の教壇に立つほか、大手企業のインキュベーションプログラムのメンターやアドバイザーとしても活躍、さらに自身が代表を務める会社でも講演や企業研修などを行っているそうです。
あの有名な孫正義さんにプレゼンの技量を認めれられたという伊藤羊一さん。そんな彼が書いた伝わる伝え方のメソッド本なのでたくさんの人に読まれているんですね。金川顕教さんもこの書籍はとてもいい本だからぜひ読んで実践してと言っていました。
そもそもプレゼンや接客、営業などで話をするとき、「話すこと」にフォーカスしてしまいがちですが、「人を動かすことがゴール」というところにプレゼンの達人と一般の考え方との大きな差を感じました。
人を動かすための話し方として伊藤さんは結論から話すことの重要性を書いていますが、それは金川顕教さんも著書『 稼ぐ話術「すぐできる」コツ 』で「起承転結ではなく、結結結結で話せ」と書いています。
多くの人が事実→根拠→結論の順で話をしてしまいますが、結論から話すことで人の興味をひくことができるのだと。自分が話を聞いている立場でも、長々と話している相手に「で、結局何が言いたいの?」と思うことありますからね。この部分は意識して改善していきたいと思いました。
そしてプレゼンの達人は話をしながらの軌道修正が上手ということでした。それはメタ認知といって話している自分と、自分の話がきちんと伝わっているか響いているかを聞き手の立場に立って客観的に認知することで、相手に受け入れられる話に適切に軌道修正をしていくというもの。金川顕教さんもビジネスパーソンにとってこのスキルは必要だと感じているようです。
普段から相手が何を求めているかとかどう感じているかを考えながら話すよう訓練をしてこの軌道修正のスキルを磨くと良いですね。
金川顕教さんは動画の中で、会議とかは無駄な話は省いて30分くらいで終わらせ、会議後の行動で結果を出すことが重要だと言っていました。
この「1分で話せ」で書かれている話し方についても、それを実践して初めて意味があると思います。
自分も話すことが得意ではないので、この本を読んで学びたいと思いました。
「【8分で要約】「1分で話せ」(伊藤羊一/著)」をYouTubeで見る!