【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)

今年の梅雨は長かったですね。ようやく梅雨明けとなり太陽の光を浴びることができてなんだかホッとします。やっぱり雨続きだと気持ちが少し下がってしまいますね。
遅い夏の到来ですがまだまだ遠出も出来なさそうですので、できる範囲で楽しめたらと考えています。もちろんいろいろなことを学ぶことも忘れずにいたいと思います。

さて、今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』を視聴したのでその感想を書きたいと思います。
GACKTさんと言えば豪邸を披露したり格付けチェックで大活躍したり度々話題になっていますよね。ミュージシャンや俳優としてだけでなく実業家としても成功しているGACKTさん。一度は「なんでそんなに金持ちなんだ?」と感じたことがあるのではないでしょうか(笑)。そんな疑問に対する答えはこの動画を見ればわかるかもしれません。自分はGACKTさんに対する印象が変わりました。金川顕教さんの解説動画を見ただけでもとてもいい書籍だと感じることができましたので、ぜひ皆さんも動画や書籍をチェックしてみてください。

金川顕教さんのメルマガに登録していたり動画を視聴していたりする人は、自分も起業したいとか稼ぎたいとか考えている人が多いことだと思います。でもまだスキルがないから、経験を積んでから、と言い訳をして勝負から逃げている人も多いですよね。自分にも身に覚えがあります。この書籍では10年間挑戦し続けた人と10年間準備し続けた人ではどちらが結果が出るかという話が最初に書かれているようです。ビジネスにおいて、これだけ準備しておけば必ず成功するという法則は一切ありません。準備を全くしないよりはある程度した方がいいと思いますが、仮に完璧な準備をしたとしても成功は約束されていません。準備ばかりに時間をかけていては人生を無駄にしてしまうということを伝えているんですね。
第1章では人生をマネタイズするということが書かれています。ミュージシャンとしてのGACKTさんも、日本以外のマーケットでどうすれば売れるかというビジネス的視点で戦略を立てていたようです。テレビへの出演も年間5本までとするなど、「GACKT」という人物をしっかりブランディングして徹底しているなという印象を受けました。以前YouTube図書館で紹介されていた『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』でもLORANDさんの自己ブランディングに感嘆した覚えがありますが、GACKTさんも同じですね。成功している人はみんな自己ブランディングができているし、逆にそれができているから成功しているんだと感じます。
HEYHEYHEYという音楽番組に出ていたGACKTさん、面白かったですがその頃からしっかりブランディングしていたんだと思うとすごいとしか言えないですね。もし自分だったら出れるときにどんどんテレビに出るという選択をしてしまうと思いますが、テレビを自分のブランド価値を高めるツールにしてしまうところがカッコいいですね。

第2章ではGACKTの勝ち方が書かれています。19歳の時にGACKTさんは人生のメンターとなる人に出会えたそうです。ほとんどの人は「知覚考動」という行動パターン。「知覚動考」、たった2つの違いが成功する人としない人を分ける。「知覚動考」というのは「ともかくうごこう」、考えるよりも行動することが大事だということを教えられたGACKTさんはそこからモノの見方が変わったということです。
「知覚動考」で「ともかくうごこう」とはなるほど!行動することの大切さは金川顕教さんも常に言っています。自分の価値観を大きく変えてくれる存在との出会いは本当に貴重です。10代という若さでそういう人と出会えたGACKTさんは幸せだと思います。
またこの章ではGACKTさんのストイックさがよく分かりました。人生をマネタイズする上で自分をしっかり管理(筋トレや食事)するのは当然のことだそうです。10代の自分が20代の自分、20代の自分が30代の自分を形成するという話を聞き、今からでも自分の管理を始めなくてはと焦ってしまいました。
飛行機では人脈作りのためにファーストクラスかビジネスクラスに乗るそうですが、金川顕教さんのタワーマンションの話と同じですね。成功者の近くに身を置くことは大切な要素なんだと改めて感じました。

第3章はメンタルリセットについて書かれています。悩むことは停滞であり後退である。だから上手くいかない時はメンタルリセットをして前進することが大切。でもベストの選択と努力をしっかりしていないとリセットしても何も起こらないということでした。それから自分の美学を貫くことの大切さも書かれています。芸能人が謝罪会見をすることが多いけれど、謝罪は自分自身や生き方を否定することだから謝罪してはいけない。自分の美学を貫き続けることで離れる人もいるだろうけどファンになってくれる人もいると言っています。芯がブレブレな人より一直線の人の方が誠実に感じますよね。謝罪するよりも自分を曲げずに発言する方がよほど難しいことだと思います。敵を作ったとしても自分を否定しないというその姿勢はとてもカッコいいと思いました。
またGACKTさんは自分の魅力を相手に伝えることをとても大切にしているそうです。仲良くなって自分の魅力を感じてもらうことでビジネスがスタートします。売り上げの予測などは他の誰かでもできること。どうすれば自分が魅力的に見えるかとか、気に入ってもらえるかということを意識して、自分のファンをつくることが大切なんですね。

最後に人生で迷ったときは難しい方、困難な方を選ぶようにすることが書かれています。そうすれば早く多くの知識と経験が手に入って成長することができるのだと。経験や知識はつぶれたりしない一生の財産です。人生における選択肢では常に難しい方を選ぶようにしましょう、ということでした。
ストイックさはGACKTさんも金川顕教さんも似たようなものですね。このストイックさが成功には不可欠な要素なんだと思います。
GACKTさんや金川顕教さんのように成功するためには、しっかり自己ブランディングをし、自分の魅力を伝える努力をし続けなくてはいけないと感じました。

書籍は写真も多くとても読みやすい1冊とのことです。動画を見て興味が出た人はぜひ書籍も読んでみてください。自分も書籍を読もうと思います!

『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』をYouTubeで見る!