【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)

オリエンタルラジオが吉本興業をコンビで退社するようですね!
オリエンタルラジオといえば「武勇伝」や「チャラ男」、「パーフェクトヒューマン」など数々の活躍があります。
近年ではコンビというより個々での活動がほとんどだったかと思いますが、コンビで退社するという速報を聞き驚きました。
『僕たちはどう伝えるか』の著者であるあっちゃんこと中田敦彦さんはものすごくインテリというイメージがあります。来年には家族でシンガポールに移住するようですね。
中田敦彦さんのユーチューブチャンネルは開始5ヶ月で100万人以上の登録者がいるほどで、彼はプレゼンのプロともいえます。
人前で話すことが苦手、とかプレゼンが苦手と言う人にはぜひ見て頂きたいものですね。

プレゼンというと一部の仕事でしかやらないことだと思いがちですが、日常のあらゆる場面でプレゼンは必要だといえます。伝える技術をしっかり身に付けないと、夢や目標を叶えることも難しくなってしまいます。自分の才能に自信がない人こそプレゼン力を磨くべきだそうです。

中田敦彦さんは「オリエンタルラジオ」を結成するときも厳格な父親に対してプレゼンをしたり、「RADIO FISH」を結成するときもお笑い芸人が本気で音楽をして新しいエンターテインメントをつくるということをプレゼンしたりして、目標を叶えてきたそうです。プレゼンというのは敵を減らして味方を増やすことができ、夢や目標を叶えるためにとても重要な技術なんですね。

プレゼンの前提として大切なのは「何を伝えるかではなくどう伝えるかということ」。人は言葉を聞くよりも人の表情や雰囲気を見ているものです。だから言葉を発する前に勝負は決まってしまいます。
プレゼンは準備が9割です。専門用語や気取ったカタカナは排除しましょう。また短くはなし、制限時間を設けるようにしましょう。
結論の見えない話は聞き手を不安にさせます。結論を先に話し、話を聞くメリットを示すことがポイントです。プレゼンは話し手と聞き手の共同作業で成立するものです。聞き手に「はい」か「いいえ」で答えられる質問で参加を促すことも有効です。

緊張をしない人はいません。しっかり準備したから失敗したくないという「いい緊張」と準備をしていないからうまく行くか不安という「悪い緊張」があります。
悪い緊張はプレゼンが始まる時にピークを迎えプレゼン中に収まることがありません。
しっかりとリハーサルをするなど準備をすることで悪い緊張をせずに済みます。

プレゼンのテクニックとして、
・紙資料の事前配布は不要
・声量を大きく
・声量に強弱をつける
・スピードに緩急をつける
・大事なところは静かに言う
というものがあります。こうしたテクニックを取り入れながら話しましょう。テレビショッピングを見たりするとプレゼンの勉強になります。

人間というのは「夢」に心を掴まれます。
プレゼンに心を掴む夢を忘れないことが大切です。

成功する人生のためにはコミュニケーション能力がとても重要です。プレゼンもコミュニケーション能力の一部です。ぜひこの動画を繰り返し見たり、書籍を繰り返し読んだりしてプレゼンスキルを身に付けてください。

以上が金川顕教さんのYouTube図書館『【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)』の内容です。
プレゼンというのは仕事上だけでなく、日常的に必要なものという認識がなかったので新たな気付きでした。確かに「今日これ食べたい」とか「どこに行きたい」という話も相手に自分の要望を伝えてそれが叶うように働きかけていますもんね。
自分は伝えるということに苦手意識を持っているので繰り返し見て知識を深め、実践していきたいと思います。

ぜひ皆さんもご覧くださいね。

『【14分で解説】僕たちはどう伝えるか(中田敦彦 / 著)』をYouTube図書館で見る!

【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)

毎日暑い日が続いていますね。自分が子供だった頃は暑いといってももっと最高気温は低かった気がします。近年のこの異常な暑さは何なんでしょうね。最近では午前中から既に30度超えていることもざらなので、エアコンのきいた部屋から一度も外に出ずに一日が終わることもあります。人としてどうなのとも思いますが、熱中症やコロナの心配もあるし、と言い訳をしているこの頃です。
暑いのが苦手な自分はついついだらけ気味な休みを過ごしてしまっていますが、金川顕教さんのYouTube図書館を視聴したり、そこで紹介されている書籍を読んだりしてインプットをし、それをアウトプットしていかなくてはいけないと感じています。
例年とは違って自粛傾向の方が多いお盆休みとなりましたが、皆さんにとって有意義な休みとなるよう願っています。

では今回もYouTube図書館の動画を紹介したいと思います。今回は『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』という金川顕教さんによるスティーブ・ジョブズのプレゼンについての解説です。
スティーブ・ジョブズはアップル社の創業者ですね。彼が新商品を紹介する姿を何度もニュースなどで見たことがあるのではないでしょうか。プレゼンの天才と言われているスティーブ・ジョブズ。彼のプレゼンスタイルから多くのことが学べるはずです。会社によってプレゼンの機会がどのくらいあるかはそれぞれ違うと思いますが、ビジネスマンにとってそして起業家を目指している人にとってはなおさらプレゼンスキルは欠かせないものだと金川顕教さんは言います。自分のスキルアップに繋げていきたいですね。

この書籍は「ストーリーを作る」、「体験を提供する」、「仕上げと練習を行う」という3つの章で構成されています。そして18個のテクニックが紹介されていますが、動画では金川顕教さんが特に重要だと思うものを厳選して紹介されています。

プレゼンテーションをする上でまず大切なことは主役が聴衆だということ。聞き手が知りたいことは何かを常に自問自答し、聞き手が一番知りたい問いに答えるからスティーブ・ジョブズの話は人を惑わせないと言われます。彼は聞き手を話に引き込むために3つのことを意識しているそうです。その3つとは「なるべく早い段階に伝える」「繰り返し伝える」「はっきりと伝える」こと。初代iPhone販売から1年で新しいiPhoneを出すときに「速度は2倍、価格は半分だ」と説明をしたスティーブ・ジョブズ。とてもシンプルで且つとても分かりやすい言葉を選んでいますよね。スティーブ・ジョブズはヘッドライン作りにとてもこだわっていたようです。ヘッドラインというのは日本で言うキャッチフレーズのようなもの。スティーブ・ジョブズは70文字以下の短い文章で製品を的確に表現し、あいまいな部分を残さないように熟考していたようです。ヘッドラインは具体的で記憶に残るものでなくてはいけません。だから、より魅力的に感じてもらえるように具体性・意義・文脈性で数字をドレスアップしたり、単純明快で直接的な言葉を選んだりしています。こうして作られたヘッドラインは終始一貫して使われています。「1000曲をポケットに」というiPodのヘッドラインが例に挙げられていますが、たったこれだけの言葉で製品の魅力がよく伝わってきます。製品を紹介するときに買って欲しいからあれもこれもと良いところを伝えたくなってしまいますが、こうしてシンプルに短くした方がより伝わりやすく記憶に残りやすいですね。Twitterで短く分かりやすい発信をする訓練を重ねると良いですね。
プレゼンのテクニックは他にもあります。まずは小道具を上手に使うこと。スティーブ・ジョブズは聴覚視覚だけでなく五感を刺激する体験を意識してプレゼンしていたそうです。また聴衆に覚えてほしいことを1つだけに絞ることも意識していたそうです。そうすることでプレゼンの後も記憶に残ります。細かい所を忘れても自分が体験したことや魅力的なところは忘れにくいものですよね。
プレゼンをする姿勢も重要なテクニックな一つです。スティーブ・ジョブズはステージ上で意識していたのは「アイコンタクト」「開いた姿勢」「手ぶり」の3つ。原稿を見るのではなく聴衆の顔を見て話すこと、腕組をせず堂々と立つこと、身振り手振りでしゃべりを補強すること、これはどんな人でもすぐに取り入れられるテクニックですね。顔を上げて背筋を伸ばすだけで自信があるように見えます。それは説得力にも繋がりますよね。しかしこうしたテクニックはぶっつけ本番で発揮できるものではありません。スティーブ・ジョブズが習得に1万時間が必要だというくらいです。プレゼンの天才と言われたスティーブ・ジョブズでさえも、何週間も前から製品や技術の勉強をしたりしゃべりの練習を繰り返したりしていたそうです。彼は生まれながらの達人は存在しないとも言っています。スティーブ・ジョブズのように事前に入念に準備をして練習をすることで、彼のように堂々として聴衆を魅了するプレゼンができるようになるんだと思います。
金川顕教さんがよく量からしか質は生まれないと言っていますよね。最初から質のいいプレゼンをするなんてよっぽどの人でなければ無理でしょう。自分のプレゼンの質を高めていくには練習あるのみですね!!

プレゼンの主役は自分ではなく聴衆だということを意識し、自分が何を伝えたいかではなくて相手が何を聞きたいのか求めているのかという視点に立つことが大切ですね。そして伝えるべきことは短く的確にすること、早い段階で伝えることを心がけていきたいと思います。
とても分かりやすく勉強になりますのでみなさんもぜひご覧くださいね。

『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』をYouTubeで見る!