燃え尽き症候群

「燃え尽き症候群」って言葉、一度くらいは聞いたことがあると思います。
一生懸命ガムシャラに頑張っていたことが達成できた時、逆に達成できなかった時にも感じる虚脱感とか徒労感のことです。
自分の同級生にも過去に市内の有名な進学校へ合格したのち燃え尽き症候群でおかしくなってしまった人がいました。その後彼がどうなったのかは知らないんですが、この燃え尽き症候群はひどい場合にはうつ病に発展してしまうこともあるそうなのであまり軽視できないですね。

金川顕教さんは今まで多くの人にビジネスや投資を教えてきました。そしてその中で燃え尽き症候群になってしまった人も数多く見てきたそうです。
仕事や副業や趣味などなにかに一生懸命取り組んでいる人には、誰だって起こり得る燃え尽き症候群。
金川顕教さんが「燃え尽きないための3か条」を教えてくれているので紹介したいと思います。

まず1つ目は『脳を休ませる』こと。つまり休憩をとるということです。
燃え尽き症候群になる人はとてもまじめな人が多いそうです。そのため休憩せずに根詰めて取り組んでしまう人が多いとのこと。
睡眠時間を削って休憩もせずにただひたすらパソコンや机に向かっていても、どこかで無理が出ていい結果には繋がらないですよね。
適度に体を動かしたり昼寝をしてみたり、瞑想したりすると頭が休まって心も体もスッキリします。
特にインターネットは多くの情報を得られる分脳も疲れてしまうので、スマホやパソコンに一切触らないという時間を作るだけでも効果があるそうです。

そして2つ目は『仕事をする場所を変える』こと。仕事をする場所を変えられる職種の人はぜひ実践して欲しいことだそうです。
どこに行っても同じ仕事の延長上にある起業家とかフリーランスの人は燃え尽き症候群になりやすいんだそう。だから場所を変えて常に新鮮な気持ちで働けるように心がけているそうです。
家で副業をしている人は、部屋を変えてみたりたまにはカフェや図書館にでかけると効果があるそうです。

最後の3つ目は『1日1回は「NO」と言う』こと。
1つ目でも書いているように燃え尽き症候群になりやすい人はまじめな人が多いので、「出来ません」「No!」という言葉を言えないタイプです。
自分のキャパシティを超えた仕事を依頼されても、嫌だ出来ないと言えないがためにオーバーワークをして疲れてしまいます。
自分自身の身の程を知って時には「できません」という勇気が必要だそうです。
これを克服するのはなかなか難しいと感じる人もいるかもしれませんが、自分の心身の健康のために少しずつ努力した方がいいですね。


以上が燃え尽き症候群にならないための3か条でした。
なにか一生懸命に取り組むことがあるのは幸せなことだと思います。
でも頑張りすぎて燃え尽きてしまったら意味がありません。
今までの努力を無駄にしないためにも、適度に力を抜きつつ新鮮な気持ちで取り組んでいきましょう!