整える

最近大型の台風が連続して日本に来ていますね。
各地で大きな地震が起こったりもしているので、なんだか落ち着かないものです。
幸いにも自分の周りでは大きな被害もなく済んでいますが、何かしらで被害を受けられた方が少しでも早く日常に戻れると良いなと思います。

さて、今日は「整える」ということについて金川顕教さんの教えを紹介したいと思います。

仕事で成功したり、目標を達成するためには何が必要だと思いますか?
「いろいろなスキル」と答える人が多いかもしれないですね。
金川顕教さんも、話すスキル(パブリックスピーキング)、書くスキル(ライティング)、営業力、など様々なスキルについてそれぞれ本で解説したりしています。

もちろんスキルも大切な要素であることは間違いありません。
しかしそれだけでは足りません。
仕事での成功や目標達成のためには、高いパフォーマンスを発揮する必要がありますよね。
そのパフォーマンスは、「スキル」×「コンディション」によるものだということを忘れてはいけません。
多くの人がスキルの方に気を取られてコンディションをないがしろにしてしまいがちです。
例えば、翌日の試験の為に徹夜で勉強するとか。
学生時代のあるあるだとおもいますが(笑)徹夜をすることで英単語や公式を多く覚えられるかもしれませんが、徹夜のせいで頭がぼーっとしたりテスト中に眠くなったり集中力が欠けてしまっては100%の力が発揮できません。
会社員だとプレゼン準備とかで同じように睡眠や休息を削って資料作りや発表の練習などをしている人もいるんじゃないでしょうか。

そうした人の努力はとても素晴らしいものですが、これでは高いパフォーマンスを期待することは出来ないのです。実際のパフォーマンスには、自分で思っている以上にコンディションが大きな影響を及ぼすことを覚えておきましょう。

では、どうやってコンディションを整えたら効果的でしょうか。
金川顕教さんは、「心」「脳」「身体」の3つをバランスよく整えるように意識しているそうです。
どれか1つだけではバランスが崩れてしまって良いパフォーマンスに繋がりません。金川顕教さんは浪人時代に睡眠時間を極限まで削って気合で勉強をしていたけど、「脳」と「身体」はボロボロになってしまったという経験から、公認会計士の試験勉強の時は平均6時間は睡眠時間をとるようにしたそうです。すると「心」「脳」「身体」のバランスが良くなり、良いパフォーマンスが出来るようになったそうです。

みなさんも仕事で成功したり目標を達成するためにスキルばかり磨くのではなく、自分の心や身体の状態にもしっかりと目を向け、全てのバランスを整えていいパフォーマンスに繋げてくださいね。