【7分で解説】人を操る禁断の文章術 後編(メンタリストDaiGo / 著)

前回に引き続き、メンタリストDaiGoさんの書いた『人を操る禁断の文章術』について金川顕教さんが解説した動画の後編を紹介したいと思います。

後半は人を操る禁断の文章術のステップ3「5つのテクニック」についてです。
1つ目は「書き出しはポジティブに」。人は第一印象の影響から離れられないと言われています。だから好印象から始めることが大事です。「初めてです」「変わりました」「もっとお話がしたかったです」「嬉しいです」というようなポジティブな感情を表す言葉を具体的に書くことが大事です。
2つ目は「何度も繰り返す」こと。伝えたいことを繰り返せば繰り返すほど説得力が増します。同じ意味と感情を表す違う言葉を用いること、つまり表現を変えて繰り返すことが大切です。同じ言葉を3回以上繰り返すことは逆効果になってしまうので、違う言葉、違う表現で10回繰り返すようにしましょう。
3つ目は「話し掛けるように書く」こと。会話を文章化するだけでイメージしやすくなります。人は文章より会話の方が内容を覚えやすいそうです。読み手の反応を取り込んで書くことで相手の心を動かせるようになります。
4つ目は「上げて、下げて、また上げる」。読み手の感情の起伏を激しくすればするほど文章の持つエネルギーが強くなるそうです。一般の男性は優しく楽しい思いをさせるだけだが、ホストは怒らせたり悲しませたりもするから女性がハマるのだそう。ドラマや映画でも必ずピンチな場面がありそれがドラマや映画を面白くさせていますよね。文章にもドラマを、そしてそこにピンチを入れることで、文章がパワーアップするということでした。
5つ目は「追伸をつける」こと。あらゆる文章で最も記憶に残るのはp.s.とか追伸の部分だそうです。というのも、ツァイガルニク効果といって人は達成したことよりも中断したことが印象に残りやすい性質があるからです。その性質を利用して、追伸に伝えたいことや行動させたいことを書くと効果的だということです。

以上が後編の内容です。
この書籍にはたくさんの情報が盛り込まれていました。前編で紹介した7つのトリガー、後編で紹介した5つのテクニック全てをすぐに覚えることは難しいと思います。だから何度も動画を見て、しっかりと自分の中で理解することが大切だと金川顕教さんは言っていました。
ここで学んだ文章術を意識しよう!と思っていても全てを今言えるほど理解できていないのが現状です。金川顕教さんの言うように、繰り返し動画を見て理解を深めることが大事なんですね。そうでなければ実践することができません。
LINEとかSNSとかが普及したので、電話で直接話すよりも文章を書く機会が増えているのではないでしょうか。
ビジネスの場合文章は相手に行動させるためのもの。どんな文章だったら行動したくなるのか、世の中にあふれている文章を読んで分析するのも勉強の一つかなと思います。
メンタリストDaiGoさんの文章術、ぜひ学んでみませんか?

『【7分で解説】人を操る禁断の文章術 後編(メンタリストDaiGo / 著)』をYouTube図書館で見る!