【9分で要約】 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎・古賀史健 /著)

ついに緊急事態宣言が出されましたね。新型コロナウィルスに発症した人がどんどん増えて、明日はもしかしたら自分がなるかもしれないという危機感を持って今まで以上に手洗い、消毒を徹底しようと思います。健康を保つためにはしっかり食べてしっかり寝ることもとても大切なので、免疫力を上げるようにできることを精一杯やってこの難局を乗り越えましょう。

さて今回も金川顕教さんのYouTube図書館を見たのでその感想を書きます。今回の動画は『【9分で要約】 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎・古賀史健 /著)』です。読んだことのある人も多いかもしれませんね。

アドラー心理学は、過去にとらわれずにこれからどう生きるかで人生は変わるぞ!という考え方をしています。昔とか今○○だからって将来もそうだとは限りませんよね。もちろん何も行動しなければそのままでしょうけど、変わりたいと思って行動をすれば違う結果に自ら変えることができるわけです。

アドラーは他人と自分とを比較して感じる劣等感は不健全な劣等感なので、比較をするなら他人とではなく「理想の自分」と今の自分を比較しましょうと言っています。金川顕教さんも他人と自分を比較した時点で負けが確定していると言います。人間には他人に認められたいという承認欲求があります。SNSに私生活をアップするのもイイねをたくさんもらいたいからかもしれません。でもそういう風に他人と自分を比べて優劣感や劣等感を感じながら生きていると、一生人間関係の悩みから逃れられなくなってしまいます。だから承認欲求を捨てることが幸せになるために必要だということです。
されから、自分で管理達成できる課題と、自分で管理達成できない他人の課題をしっかり分けて、親のためとか家族のため、友人のため、上司のためなど誰かのために生きるのではなく、自分が本当にしたいことなりたいもののために生きることが大切だと言っています。嫌われる勇気を持つとはこういうことなんですね。
金川顕教さんも著書の中でWANT思考のことに触れています。やらなければいけないとかできるからやるという理由で行動しても身になりません。できなかったことができるようになるのが勉強だから、保守的にならず、もっと挑戦し続けなくては成長できませんね。

以上が、『【9分で要約】 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎・古賀史健 /著)』の大まかな内容です。
自分自身を振り返ってみると、WANT思考ではなくMUSTやCAN思考で行動していることがほとんどだと気が付きました。そして他人の課題にばかり気を取られて生きてきたんだと分かりました。劣等感を感じて落ち込んだりするのも、なんて無駄なことをしているんだと恥ずかしく思います。
自分の人生なんだから他人のことばかりに気を取られていないで、もっと自分が本当は何をしたいかを突き詰めて考えなおしたいと思います。

八方美人の人が多い日本人のことだから、きっと自分と同じように生きてきた人がいるのではないでしょうか。
この書籍や、金川顕教さんの解説動画をみてほんの少しでも意識を変えるきっかけになると良いですね。

『【9分で要約】 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎・古賀史健 /著)』をYouTubeで見る!