【11分で解説】伝え方が9割(佐々木圭一 / 著)

今回も金川顕教さんのYouTube図書館からビジネス書の解説動画を視聴した感想を書きたいと思います。今回の動画は『【11分で解説】伝え方が9割(佐々木圭一 / 著)』です。136万部売れている書籍だということです。
人に何かを伝えるのって難しいですよね。自分が思っている通りには伝わらなくて誤解を招いてしまったり、誰かを不快にさせてしまったりして謝罪している芸能人のニュースを何度も見てきました。自分が誤解したり誤解させてしまったりした経験もゼロではありません。今はSNSで自分の思いや考えを簡単にたくさんの人に伝えることができる時代です。対面だけでなくSNSでも人とコミュニケーションをとれる分、効果的な伝え方、いい伝え方というものをしっかり身に付けていきたいと思います。

この書籍では、はじめに伝え方には技術があると言っています。一般的な伝え方は学校で学びますが、ビジネスでの伝え方は学んでいない人が多いですよね。ビジネスで活用できる伝え方は自己流で勉強するよりも、専門家に学ぶことで短期間に一気にレベルアップすることができるとのこと。この解説動画を見ることで書籍に書かれた伝え方の技術を学べるのでぜひ11分間集中して動画を視聴してみてください。

まず、相手のYESを引き出すようなお願いコトバのつくり方。自分の頭の中をそのまま口にするのはNGで、相手はどう考えているかを想像し、相手のメリットと一致するようにお願いすれば、どんなシーンでも使えるということでした。
相手がどう考えているか相手の頭の中を想像するときには7つの切り口を参考にしましょう。
書籍の中のコラムでは付箋の使い方についても触れられています。意図的に隠すという手法は面白いと思いました。今は付箋にもいろいろなデザインがあって目を引くものとかネタ的なものもありますよね。そういうのも活用することで相手へより伝わりやすくなると思うので、ロフトとかで探してみるのもいいですね。

仕事では人を動かすことが求められます。相手の感情を動かして行動を起こさせるような強いコトバのつくり方はビジネスマンにとっては、ぜひ身に付けたい技術です。
サプライズ法、ギャップ法、赤裸々法、リピート法、クライマックス法とありますが、金川顕教さんはギャップ法とかリピート法、クライマックス法をよく使うと言っていました。プレゼンや営業などでも大いに活用できると感じました。
最後にメールでの伝え方ですが、感情を30%増量するくらいがちょうどいいとのことでした。ただの「、」や「。」だけだと素っ気ないというかぶっきらぼうというか感情が伝わってきませんが、「!!」を使ったり、オーバーなくらいの表現をしたりすることで相手に自分の感情を伝えることができます。自分も意識的にラインやメールでの文面はテンションをあげるようにしています。

文章でも口頭でも相手に何かを伝える時は、言葉のチョイスだったり感情の表現の仕方だったりで伝わり方は大きく変わってきてしまいます。
大切なのは自分主体になるのではなく、伝えたい相手のことをしっかり考えることですね。自分の頭の中と相手の頭の中が一致するように気遣いをするだけで伝わり方は変わると金川顕教さんも言っています。
プライベートでもビジネスでもこの書籍に書かれている技術を活用しながら伝えていきたいと思います。
皆さんもぜひこの書籍や金川顕教さんの動画を参考にしてみてください。

『【11分で解説】伝え方が9割(佐々木圭一 / 著)』をYouTubeで見る!