【11分で解説】エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする(グレッグ・マキューン / 著)

今回は金川顕教さんのYouTube図書館の『【11分で解説】エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする(グレッグ・マキューン / 著)』という動画を視聴したまとめと感想を書きたいと思います。

まずエッセンシャル思考という聞きなれない言葉について。エッセンシャル(essential)という言葉には「欠くことのできない、必須の、非常に重要な、本質の、本質的な」という意味があります。エッセンシャル思考を分かりやすく言うと、「99%の無駄を捨てて1%に集中するという思考」で、 本当に必要なことを仕事の中で見極めてそれを確実に実行するための考え方だそうです。「より少なくしかしより良く」と書かれており、100%の中に重要なことは1とか5とか10しかなく、それを使って120%の成果を出すためのスキルがこのエッセンシャル思考ということです。
全てやらなくてはとかどれも大事とか全部できるという思い込みを捨てることが大事になってきます。
この書籍はアップルやグーグル、Facebook、Twitterといった大企業にアドバイスを与えているすごい人物が書いた書籍で全米でベストセラーとなったものの邦訳版です。
それを聞いただけでも、書かれている内容はとても重要なことだと想像できます。金川顕教さんの解説で、エッセンシャル思考の基礎である「選択」「ノイズ」「トレードオフ」についてしっかりと中身を学んでいきたいと思います。

1章はエッセンシャル思考と非エッセンシャル思考について書かれています。エッセンシャル思考は「考え方」「行動」「結果」の3つに分かれますが、非エッセンシャル思考は全て大事と考えていて、これを金川顕教さんはALL思考と呼んでいます。非エッセンシャル思考の人はto doリストを作ってどんどんやることを溜めていきます。その結果全てが中途半端になり仕事に振り回され疲れ切ってしまうという結果になります。
一方エッセンシャル思考の人はONLY思考で本当に大事なことや必要なことを厳選しようと考えているのでやることを計画的に減らしていきます。その結果仕事は充実し質の高い仕事が出来、仕事をコントロールすることができます。
つまりエッセンシャル思考というのはより多くのことをやり遂げる技術ではなく、正しいことをやり遂げる技術なのです。
次に、優秀な人ほど成功のパラドックスに陥りやすいという話になります。成功のパラドックスには4段階あり、まず第1段階として目標を見定め成功へと一直線に進んでいきます。その結果「頼れる人」だと評判を得るのが2段階目です。周りの人は「頼れる人」にどんどん仕事を振ってくるので、やることが増えすぎてしまいます。これが3段階目。その結果本当にやるべきことやりたいことができなくなってしまう第4段階目に突入してしまいます。
人でも企業でも、多くを求めすぎると失敗してしまうという傾向があります。人が何故方向性を見失ってしまうのかというと、選択肢が多すぎるという理由があります。また他人の意見がうるさすぎること、全部手に入れよう全部やろうという考え方が浸透している時代だということも原因になっています。
方向性を見失わないために、他人の意見や希望ばかりに耳を傾けず、本当に大事なことは何かを自分でしっかり見つめることが大切なんですね。

続いて本題に入ります。エッセンシャル思考の基礎その1「選択」についてです。多くの人がどんな選択肢があるかということばかりに目を向け、その中から何を選ぶかという「選ぶ能力」を見過ごしてきたとこの本には書かれています。
金川顕教さんも大学生時代自分が数ある資格の中から「会計士」を選びましたが、どんな選択肢があるかばかり気にしていて、「起業」という最終目的を選ぶことができなかったと振り返っています。
どんな選択肢があるかということももちろん大事ですが、その中から選ぶ能力はもっと重要だということです。

思考の基礎その2「ノイズ」について。経営コンサルタントや投資家であるリチャード・コッチ曰く、大半はほとんど価値がなくほとんど成果を生まない。少数のものだけが非常に役立ち大きな影響力を持つ、と。パレートの法則というものがあり、20%の人や商品が会社の売り上げの80%をもたらしているとか、20%の努力が80%の成果をもたらしているというように、「より少なくしかしより良く」を表しています。努力の量と成果は比例するという考え方はただの理想であって実際はごくわずかな重要な仕事をきちんと見極めて努力することが成果に繋がります。本当に重要なことは少ないのだということをしっかり理解することが大切です。

思考の基礎その3「トレードオフ」について。トレードオフというのは何かを達成するためには何かを犠牲にしなくてはならないという関係のことです。人はどれかを選ばなくてはならないのでトレードオフは当たり前のことです。何を諦めなければならないかと考えるのはネガティブなので、何に全力を注ごうかとプラス思考でポジティブに考えることが大切だということです。
例えば家族、友人、健康、仕事が衝突した時に自分はどの問題に全力を注ぐか常に自問自答して、その時に重要なことや必要なことを戦略的に慎重に選び取ることが大切です。

以上がこの動画で紹介されているエッセンシャル思考についてです。
エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の違いの部分では、金川顕教さんがnot to doリストをつくることの重要性を教えてくれたことを思い出しました。
本当に重要なことはとても少ないということをしっかり理解し、今目の前にある仕事は本当に重要かをきちんと見極め選んでいかなくては自分の負担がどんどん増えるだけだということが分かりました。
トレードオフの話では、何かを諦めるというネガティブな考え方でなく、何に全力を注ぐかとポジティブに考えていくことがとても素晴らしいと思いました。この考え方では犠牲にしたものに対しての罪悪感が薄れるなと思います。
エッセンシャル思考という言葉を初めて知りましたが、金川顕教さんの書籍で学んできたことをきちんと実践できていればエッセンシャル思考が身に付いていると言えるなと感じました。
今後も学び続けていきたいと思います。

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【9分で解説】人を動かす 後編(D・カーネギー / 著)

今回は前回の続き、『【9分で解説】人を動かす 後編(D・カーネギー / 著)』を視聴しました。まとめと感想を書いていこうと思います。

後編はSTEP3からです。STEP3は人を説得する12原則について書かれています。金川顕教さんは12原則のうち3つの原則を抜粋して解説しています。
1つ目は「議論を避ける」こと。議論をして勝った方は気分がいいでしょうけど、負かされた方は自尊心が傷付けられます。議論に勝ったとしても相手からの好意を得られません。ですから人を説得したい時は議論を避けるべきだということでした。
2つ目は「YESと答えられる問題を選ぶ」こと。これも1つ目と同じで、NOと言われたら言われた側の自尊心が傷付けられます。また、NOと言ってしまえばそこで終わってしまいます。例えYESと答えられない場合でもすぐにNOと言わずに、相手に関心を寄せて相手が納得するような代替案を提案することが大切です。
3つ目は「対抗心を刺激する」こと。成功者はみんなゲームが好きです。人は誰でも優位に立ちたいという気持ちや他人に認められたいという気持ちを持っています。その気持ちを刺激する方法です。工場の昼勤と夜勤のこなした工程数を床に書くことで1番生産性の高い工場に導いた例が紹介されていましたが、嫌味な部分が一つもなくみんなが楽しんで取り組める素晴らしい案だと思いました。
人を説得する時は自分本位になりがちですが、そういう時こそ「他人の立場に身を置く」ということが大切だと感じました。

STEP4は人を変える9原則です。そのうちの3つを金川顕教さんが解説しています。
1つ目は「自分の過ちを話す」ということ。これは金川顕教さんも人脈についての書籍などいろいろな場面で言っていることです。人に注意をするとき、自分も決して完ぺきではないとか失敗も多くしているという前置きをすることで、相手は不快な思いをすることなく受け入れることができるようです。
2つ目は「期待をかける」こと。人は誰でも認められたいという承認欲求を持っています。承認欲求はくどいほど出てきますね。人を動かす3原則の2つ目「重要感を持たせる」とか、人に好かれる6原則の6つ目「心から褒める」とリンクしていますね。過度な期待はプレッシャーにもなってしまいますが、期待をされると嬉しく感じてそれに応えようと努力したくなりますよね。期待をかけることで人の行動を変えることができるようです。
3つ目は「激励する」こと。馬鹿にされたり罵倒されたりすると向上心が失われてしまいます。他人の立場に身を置くことを絶対に忘れてはいけません。やればできると思わせること、あなたの能力を信じているよと伝えること、このような激励は相手の向上心を高め相手を変えることができます。
この3つの原則を自分が誰かから言われていることを想像しながら聞いていました。親や教師からこの原則のように声を掛けてもらっていたら今もっと違う自分だったのかなとも思ってしまいました。人を変えることはとても難しいことです。自分が変わることもとても難しいです。変わってほしいという人がいた時にはこの原則を思い出し、相手が気持ちよく自分から変わろうと思えるように導けるような人になりたいと思いました。

後編で紹介されたのはこの6つの原則でした。金川顕教さんは特に前編で紹介した人を動かす3原則と人に好かれる6原則が大事だと言っていました。その後紹介されている原則は前半の9つの原則の補足的な側面があるということです。ですから前編の動画を何度も繰り返し見て自分の中にしっかり落とし込み、人に伝えられるくらいに勉強することを勧めていました。
前編後編通してとても勉強になるすばらしい動画&書籍だと思います。
後編で特に印象に残ったのはNOで終わらせないという話でした。相手の気持ちを考えて自分には何をしてあげられるか考え、相手に誠実に向き合うことはとても大切だと思いました。この動画と書籍からの学びを今後にしっかり活かしていけるよう、自分の中に落とし込もうと思います。

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【13分で解説】人を動かす 前編(D・カーネギー / 著)

今回もYouTube図書館の動画を紹介したいと思います。視聴したのは『【13分で解説】人を動かす 前編(D・カーネギー / 著)』という動画で、前編後編に分けて解説してあります。まずは前編のまとめと感想を書きたいと思います。

この書籍は全世界で1500万部も売れているスーパーベストセラーの本です。仕事している人は絶対に役に立つ内容が書かれていると金川顕教さんが言っているので必見です。
この書籍に書かれているのは人を動かす3原則、人に好かれる6原則、人を説得する12原則、人を変える9原則、幸福な家庭を作る7原則ですが、この動画では金川顕教さんが等に大事だと思うところをピックアップして解説してくださっています。その部分をしっかり理解するだけでもかなり今後の仕事にいい影響が出ると思いますので繰り返し学んでいきましょう。

STEP1人を動かす3原則について。ここに全ての基礎が詰まっているので超重要な部分です。1つ目は「盗人にも五分の理を認める」。盗人の罪を責めるのではなく、なぜ盗みを働いたのか理解しようと努めなければ人は動かないということです。つまり人を批判したり非難したり苦情を言うことはしてはいけません。
2つ目は「重要感を持たせる」。人は承認欲求を持っています。相手に自ら進んで行動させたいと思うなら相手を認めることが大切です。自分が会社にとって必要で重要な人間なんだと意識させ、誠実な評価を与えることが大切です。他人の長所を伸ばすには褒めて励ますことが何よりも大事だということです。
3つ目は「他人の立場に身を置く」。自分本位ではなく相手本位にものを考えることが重要です。相手が何を好きで何を求めているかを考えそれを手に入れる方法を教えることで、相手は自発的に行動するようになるそうです。強い欲求があればそれを満たそうと行動しますよね。相手に欲求を起こさせることで動かすことができます。
このSTEP1で書かれている3つの原則のうち、1と2はすぐ理解できると思います。3については他の2つに比べて難易度が高いなと感じました。そこができているかどうかが仕事で差が付くポイントなのかなと思います。

STEP2は人に好かれる6原則について書かれています。1つ目は「誠実な関心を寄せる」こと。友人をつくる時に相手の関心を引こうとしがちですが、それは間違いです。相手に関心を寄せて相手の承認欲求を満たすことが大切だそうです。心理学者のアドラー曰く、人間のあらゆる失敗は相手に対する関心のなさ故だと。京セラの創業者の稲森さんのように、善いことをするとともに相手のためになることをするという「利他の心」を持つことが人に好かれるために必要なんですね。
2つ目はシンプルに「笑顔を忘れない」こと。動作は言葉よりも力強く人を動かします。そんな気分じゃなくても苦手でもとりあえず笑うという動作をすることが大事です。また笑顔になるために自分の好きな音楽を聴いたりおいしいご飯を食べたり、自分の気持ちが上がるように工夫しましょう。意図的に笑顔を見せることで収入が大幅にアップしたという事例もあります。笑顔にはとても価値があるのだということを覚えておきましょう。
3つ目は「名前を覚える」こと。自分の名前に関心を持ってもらうことで承認欲求が満たされます。自分の名前を呼んでもらえたら嬉しい気持ちがして相手にも好印象を抱くと思います。新人やまだ仕事ができない人はフルネームで関係する人の名前を覚えることで、相手に好かれたり仲良くなれたりします。仕事でもプライベートでも人の名前を覚えるよう意識しましょう。
4つ目は「聞き手に回る」こと。人は承認欲求があるので自分の話を聞いて欲しいと思っているもの。聞き上手になることは人に好かれる方法の一つだといえます。相手が気持ちよく話せるように質問をしたり相槌を打ったりすることが大切だということです。
5つ目は「関心のありかを見抜く」こと。相手が何に関心があるのかをしっかりリサーチすることで相手から好印象を持ってもらえるということです。
6つ目は「心から褒める」こと。人は誰でも自分のことを認められたい、褒められたいと思っています。人にしてもらいたいことを相手にすることが重要だということです。人のことを心から褒めていたら、見返りとして何かプレゼントをもらえることもあるかもしれませんね。

前半の動画はSTEP2までの解説でした。
ビジネスでは人を動かすことも人に好かれることもとても重要なことですよね。個人的にはSTEP1の3つ目を除いてどれもそんなに難しいことではないと思います。たったこれだけのことを意識するだけなら今すぐ実践できます。自分がされて嫌なことを相手にしない、自分がされたら嬉しいことを相手にもする、シンプルだけどとても大切なことです。疲れているとどうしても口角が下がって眉間にしわが寄ってしまうので、意識的に口角を上げるよう心がけようと思います。
後半もしっかり学びたいと思います。

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【17分で解説】本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある(吉田浩 / 著)

今回は出版業界のジャイアンと呼ばれている吉田浩さんが書いた『本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある』という書籍の解説動画を、金川顕教さんのYouTube図書館で見たのでそのまとめと感想を書きたいと思います。

金川顕教さんは今まで35冊ほどビジネス書を出版されていますが、本を出版するにあたって吉田浩さんのセミナーを受講したことがあるそうです。吉田さんは32年間で1800冊以上の本をプロデュースしており、中には有名な芸能人が出す書籍のプロデュースも手掛けているようです。
普通に生活していたら自分が出版する立場になる機械なんてめったにないと思います。しかし金川顕教さんは自身が出版して人生が変わったと感じており、たくさんの人に本の出版を経験して欲しいと考えこの書籍の解説をすることにしたということでした。
人生を変える出版というものがどんなものなのか、その世界を少しのぞいてみましょう。

1章では「いい本」とは何か?について書かれています。出版社にとって「いい本」とは売れる本、読者にとっていい本とは内容がいい本です。もちろん売れてなくてもいい本というものはありますが、出版はビジネスなので売れるということが前提にあるわけです。出版には自費出版と商業出版の2つがあり、出版社が編集や印刷製本など制作に掛かる費用をすべて負担する商業出版の場合は特に「どうしたら売れるのか」を考えることが大事です。
出版とは幸せな読者をつくること、いい本とは読者が幸せになれる本のこと。人は自分の得意なものを教えて感謝されることに大きな喜びを感じるそうです。金川顕教さん曰く出版とは最大の自己実現だそうです。自分が生きてきて学んだことや経験したことなどを出版というかたちで多くの人に見てもらうことで承認欲求が満たされるのだと。一生に一度でも出版したいと考えることができたらすごいことだと思います。

2章はテーマとUSPの発見について書かれています。最も身近なところに本のテーマは眠っているそうです。どんな人にも他者からみたときに価値のある部分を持ち合わせています。それが出版をすることで世の中に認められるのです。
もしそれが見つけられなくても大丈夫。金川顕教さんの著書ではおなじみですが、誰でもプロになれる1万時間の法則があります。何か一つのスキルを積み重ねるということが作家性のすべてなので、作家著者になるためにスキルを毎日磨き続ければ、それをテーマに本を書くことができますね。スキルを磨くということは作家著者に限らずビジネスマンにとっても必要なことです。毎日継続するということは簡単なようでなかなか難しいことです。でも必ず自分のプラスになるので気合を入れて取り組みましょう。
続いてUSPとは簡単に言えば自分の「ウリ」とか「強み」のことだそうです。それが簡単にわかる方法があります。自分が過去に「時間」と「お金」を何に一番使ったのかを振り返ってみることです。金川顕教さんの場合は勉強と仕事という答えでした。
また、自分のUSPを見つける3つの質問というものがあります。1つ目は小さいころから好きなものは何か、2つ目は時間を忘れて没頭してしまうものは何か、3つ目は他の人がなかなかやっていないことであなたがやっていることは何か、です。この質問では自分が継続したこと、集中したこと、卓越したところが分かります。この質問に答えられるようにしておくことが大切です。

4章は間違いだらけの本づくりについて。書きたい本や書ける本が見つかる5つの輪というものがあります。まず自分の人生を過去・現在・未来の3つの軸で考えます。過去はお金と時間をかけたものについて書くというもの。これは2章にも出てきた話ですね。現在では専門性とネットワークについて。仕事や趣味特技についての本や、人脈についての本が該当します。未来はライフワーク、自分が一生続けていくことについて書くといいそうです。たしかにこうして考えると書ける、書きたいと思えそうですね。
本は自分の夢を3種類に分類するものだと言われているそうです。「あなたの叶えたい夢を書き出してください」と言われ、書き出された夢は3種類に分類されます。仕事やお金に関するビジネスタイプか旅やグルメや体験などについてのプライベートタイプか人間関係や家族や教育などについてのソーシャルタイプか。自分が今どのタイプなのかを把握し、自分のタイプに合わせて本を書けば間違いがないということでした。

5章は企画書作りのルールについてです。企画書はまず通らないと思っておきましょう。通る確率は1%だそうです。現実は厳しいですね。
企画書を通すためのコツがあります。まず本のタイトルには「新奇性」と「共感性」が必要です。読者が潜在的に持っている悩みや心配事を上手くタイトルに表現しましょう。次に読者を性別年齢職業年収など細かくターゲティングすること。それからどの棚に置かれるかという本の分類を意識することです。本の分類を決めることはメインのターゲットやサブターゲットを決めることにも繋がります。こうしたすべてを細かくしっかり作り上げることが企画書づくりの大切なルールなんですね。

8章は夢をあきらめない書き続けるという話です。「いい本」を出してからが作家人生のスタートだそうです。作家になるのもお笑い芸人になるのも、夢を叶えることで一番大切なことは「諦めないこと」。叶うまでやり続けることが大事という話です。

この書籍では出版のノウハウ、本とは何かという理念・理想、出版業界への吉田さんの持論が書かれているそうです。
金川顕教さんも出版経験者として動画コンテンツの配信や出版希望者へのアドバイスなどをされています。興味がある方は金川顕教さんのLINE@へ連絡してみてください。金川顕教さんの動画もあわせてみることで出版についての理解が深まることでしょう。

今回視聴した出版という分野についての書籍は、今までは自分には関係のない分野だと認識していました。しかし、出版することで人生が変わったという金川顕教さんの言葉もありますし、哲学者であり教育学者でもある森信三さんも「人間は一生に1冊は本を書きなさい」と言っています。自分の人生、生き様を多くの人に見てもらえる手段である出版。自分が出版した本が売れたとしたらそんなに嬉しいことはないのではないかと想像しました。自分に関係のないものだと思わず、何か残せること伝えられることがないかを考え、ないのであれば新しく作っていくことがとても大切だと感じました。
ぜひ皆さんも素通りするのではなく一度ご覧になってください!

『【17分で解説】本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある(吉田浩 / 著)』をYouTubeで見る!

【15分で解説】99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ(河野英太郎 / 著)

安倍首相が辞任されましたね。歴代最長の在任期間となったばかりでしたが、持病の悪化ということで辞任を選択されたとのこと。
通算で7年8か月という長い期間をこの国のリーダーとして務め続けることは並み大抵のことではなかったと思います。コロナウィルスへの対策や経済のことなど問題が山積みの中で国のトップが変わることに不安もありますが、安倍首相に対しては長い期間お疲れ様でしたという気持ちを国民の多くが持っているのではないでしょうか。今後はお身体を労わっていただけたらいいですね。

さて、今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【15分で解説】99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ(河野英太郎 / 著)』という動画を視聴しました。多くの会社ではリーダーとして人をまとめる立場になる可能性は年齢とともに上がると思います。リーダーとして上手く立ち振る舞うためにはどうしたらいいのか、しっかりと理解しておけば実際にその時が来ても自信が持てると思います。それに、入社して1年も経てば後輩ができます。そうしたら後輩に仕事を教える必要がでてくるかもしれません。備えあれば患いなし。ぜひ今後の参考にしてみてください。
では動画のまとめや感想を書きたいと思います。

この動画を見ることで、「メンバー選びと依頼のコツ」「メンバーの評価のコツ」「トラブル対処のコツ」「チームのやる気の出し方」「人を育てるコツ」「自分を整えるコツ」が分かります。
最初に、リーダーだからといって他のメンバーより全ての領域で優れている必要はない、リーダーにはコツがあるのだと教えてくれます。
リーダーシップを身に付けるには、素直に愚直な姿勢で学ぶこととそれを継続する気持ちが大切ということですが、この2つはいいリーダーになるためにはもちろんのこと、ビジネスを始めたり新しいことに挑戦したりするときなどいろいろな場面においてとても大切なポイントだと思います。忘れずにいたい心構えですね。
chapter1ではメンバー選びと依頼のコツについて書かれています。
ドリームチームをつくるためには4番バッターばかりを集めることや、キムタクばっかりではいけません。野球やSMAPのメンバーで例えているのでとても分かりやすいです。チームというのはいろいろな役割を持つ人でバランスの良く構成し、助け合ってwin-winの関係になることがベストだということです。
そしてメンバーを選ぶ時、自分がトップにならないことが大切です。優れたリーダーは指示や命令はせず、期待や信頼に基づいて行動します。鉄鋼王と呼ばれたアンドリューカーネギーの墓石には「己の周りに己より優れし人物を集めたる者ここに眠る」と刻まれているそうです。自分より優れている人がどうしたら働きやすくなるか、その環境を整えるのがリーダーの仕事だということでした。自分が考えていたリーダーとは上手くメンバーに指示を与えることができる人でしたが、本物のリーダーは全然違うのだと知ることができました。同じように考えていた人にはぜひ認識を変えて欲しいと思います。そうしたらもっと働くのが楽しくなりそうだと思いました。
優れたリーダーは異なる意見の人も歓迎し評価ができる人のことです。日本人は長いものには巻かれろという思考の人が多いので、上司の意見にすぐに賛同してしまう所があると思います。でもそれでは議論が生まれませんね。議論をすることはより良い商品やサービスを提供するためにとても大切なことです。だから異なる意見を臆せず発言することも大事だし、リーダーはそういう人を適切に評価することが大事なんですね。
続いて依頼のコツとして、まず広い視野で捉えることができるようにビジョンを添えて説明をすること、それから人は感情で動くものなので理屈と感情を上手く使ってコミュニケーションをとること、そして自分で考えて動けるようにするために事細かに支持をしないことが紹介されています。
仕事をしていると言われないとできない人がいますが、それは指示を出している側にも問題があったのかもしれません。自分が指示を出すときにはなぜそれが必要なのかをしっかりと伝え、あとは相手を信じてぐっと待つように気を付けようと思います。

chapter2はメンバー評価のコツについて書かれています。部下の仕事を評価するのは上司の仕事です。評価を伝える時は、回りくどいことを言わずに正直に直接的な表現をするようにしましょう。ただしドストレートにマイナスなところを指摘されたら部下のやる気をそいでしまったり落ち込ませたりしてしまいます。前向きで次につながるような言い方をするように配慮を忘れてはいけませんね。
それから重要なポイントは「手柄は必ずメンバーに渡す」ということ。手柄はメンバーのもので失敗はリーダーの責任と考えている人に部下はついていきます。尊敬するリーダーがミスを全て自分の責任だというなら、ミスをしないようチームは団結し成果も出やすくなります。手柄はメンバーのモノだとしても、チームの成果は回りまわってリーダーの評価にもつながると思います。ジャイアンのように「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの」と考えているリーダーとは仕事したくありませんね。自分もカッコいいリーダーになれるような器のでかさを持たなくてはいけないなと思いました。

chapter3はトラブル対処のコツについて書かれています。仕事をしていたらトラブルが起こることが多々あります。リーダーとしてトラブル対処に臨む時に大切なことは、感情的にならないこと。感情的に怒鳴ることは絶対にしてはいけません。リーダーとしての評価が下がるだけです。トラブルが起きてその報告をされたら、まずは報告をしてくれたことに対して「ありがとう」と伝え、なるべく対面で話を聞き現場の状況をしっかり理解することが大切です。状況が理解できていなければ適切な対処はできませんよね。トラブル対処もメンバーとの信頼関係が不可欠だと感じました。

chapter4はやる気を高めチームを前進させるコツが書かれています。やる気の高いチームの方が結果を出すのは当然だと思います。やる気のあるチームにするためには、リーダーはとにかく決断力をしっかり持つことが大切だということです。目標設定や方針、戦略など決めることはたくさんあります。そうしたことをスパッと決めて示すことで迷いなく取り組むことができますよね。もし方針を変える必要が出てきた場合は、きちんと根拠や理由を説明してから変えれば、メンバーもしっかりついてきてくれます。リーダーとしてメンバーに安心と興奮を与えられるのが理想だということでした。

chapter6は自分を整えるコツが書かれています。リーダーは感情をコントロールすることが求められます。優秀なリーダーは100%上機嫌だそうです。内面ではそうではなかったとしても、表面上上機嫌を装うことが大切です。やはりいつもニコニコして気持ちのいい人の周りには人が集まるし、人が集まれば情報も集まります。また、感情は伝染しますよね。リーダーがピリピリしていたらメンバーもピリピリして力を発揮しづらいです。チームの雰囲気をよくするために、感情をしっかりコントロールすることを徹底しないといけません。それから、メンバーの相談に乗ることもリーダーの仕事です。忙しくても余裕があるように見せることが大切だそうです。リーダーだからといって全ての面で優秀だったり完璧だったりするわけではありません。自分の欠点を個性だと捉えることができる人は、他の人の欠点も個性だと思えるはずです。
自分のこともメンバーのこともがんじがらめにしないことが重要ですね。

以上が金川顕教さんの解説していた内容です。
今回解説されてなかったchapter5には人を育てるコツが書かれています。それも大切な項目ですよね。実際に書籍を手に取って中身をチェックしてみたいと思います。
優れたリーダーというのはつまり優れた人物だと思います。リーダーを任されていなかったとしてもここに書かれていることを意識し実践していたらいろいろなことが変わってくるのではないかと思います。
人間として成長できるよう、この動画からの学びを活かしていきたいと思います。

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【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ—マーケティング22の法則 後編(アル・ライズ, ジャック・トラウト / 著)

今回は金川顕教さんのYouTube図書館『【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ—マーケティング22の法則 後編(アル・ライズ, ジャック・トラウト / 著)』ということで前編に続いて後編のまとめと感想を書いていこうと思います。

10章:分割の法則
時間の経過とともに1つのカテゴリーは分割されていくというもの。例えばコンピュータで言えば大型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ノートパソコンというように分割されてきています。業界のナンバー1が存在を維持するためには、新しいカテゴリーに同じブランド名をつけてはいけない、新しいブランド名をつけましょうということでした。
11章:遠近関係の法則
マーケティング活動では長期的な効果が短期的な効果の正反対である場合があるということ。マーケティングの効果は数年後とか長い期間を経てから現れるので、長期的な見積もりをすることが大切だそうです。
12章:製品ライン拡張の法則
製品ラインつまり製品の種類をどんどん増やすことでマーケットシェアを拡大するという考え方がありますが、効果の上がる方法ではないという法則です。短期的には効果があるかもしれませんが、長期的に見るとシェアを落としてしまう場合があるので、むやみやたらに種類を増やせばいいわけではありません。
13章:犠牲の法則
何かを得るには何かを犠牲にしなければなりません。犠牲にすることの一つは製品ラインを減らすこと、もう一つはターゲット市場を絞ること。そうすることで売り上げを増やすことができるという法則です。
14章:属性の法則
あらゆる属性にはそれとは正反対の優れた属性があるものだという考えです。ナンバー1の企業の真似をし過ぎる傾向がありますがそれはよくありません。正反対の属性を探した方が有効なやり方だといえます。これは前編に出ていた9章の対立の法則とも関連のある法則ですね。
15章:正直の法則
顧客の心の中に入り込む一番効果的な方法は、自分のネガティブな面を認めることです。金川顕教さんの『稼ぐ話術 すぐできるコツ』という書籍でも、自分の失敗談を話すことがビジネスでは大事だと書かれています。ネガティブな面を認め、ポジティブな要素に変えることを意識しましょう。
16章:一撃の法則
各々の状況においてはただ一つの動きが重大な結果を生みます。ゼネラルモーターズのあるアメリカ市場で、トヨタや日産ホンダなどの日本の自動車メーカーは「低価格の小型車」を売りにし、ドイツのメルセデスは「高級車」を売りにしてともにシェアを伸ばしていきました。このように競合他社に対抗するなら1ヵ所の弱点に対して攻撃力を全て集中した1回きりの大胆な攻撃をすることが重要ということでした。
17章:予想不能の法則
将来を予測することはできないけれど、トレンドをつかむことはできるという話。トレンドを上手くつかむことができれば成功できます。
18章:成功の法則
18章からは補足的で自己啓発的な内容になっているので金川顕教さんが軽く解説しています。成功の法則というのは、成功は傲慢に繋がって、それは失敗に繋がるという教えです。驕れるものは久しからずというやつですね。常に自分を顧客の立場においてより良いものを追求する姿勢でいることが成功に繋がるということです。
19章:失敗の法則
失敗は予期することもできるし、受け入れることもできるという話です。早いうちに失敗を認め、損害を食い止めることが大事です。悪あがきはやめましょうということですね。
20章:パブリシティの法則
マスコミに報道されている内容は、実態とは異なる場合があるという話です。マスコミの話を鵜呑みにしてはいけませんね。
21章:成長促進の法則
成功するマーケティング計画というのは流行の上に築かれるのではなくトレンドなんだという話です。
商品への需要を長く維持する方法は、需要を完全に充たさないこと。バービー人形は他の分野で大々的に商品化しなかったのでおもちゃ業界では長期的なトレンドになりました。今は鬼滅の刃がとても人気がありますが、関連商品がとても多いですよね。流行に乗って他の分野でも商品を出していますが、これがトレンドになるかは…ですね。
22章:財源の法則
いいアイディアがあっても資金がなければ成功させることはできません。広告を出すなど顧客の心の中に入っていくには資金が必要だということです。スティーブ・ジョブズも彼の素晴らしいアイディアだけで売れたわけではなく、ある会社が9000万出してくれたから成功することができたそうです。

以上が後編の内容です。犠牲の法則は金川顕教さんの書籍でもよく書かれています。成功するためには楽しむ時間を我慢することが大事。成功した後にいくらでも楽しめるから結果が出るまでひたすら挑戦し続けることを教わりました。
15章の正直の法則で言われているように、自分のネガティブな面をどうポジティブな要素に転換できるかをしっかり考えたいと思います。

この書籍に書かれた22個のマーケティングの法則は経営方針に背くことがあります。
それでも経営陣を納得させマーケティングの法則を取り入れることで結果を出すことができます。この動画を繰り返し見て理解を深め、今の仕事に活かしていけたらいいですね。

『【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ—マーケティング22の法則 後編(アル・ライズ, ジャック・トラウト / 著)』をYouTubeで見る!

【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ — マーケティング22の法則 前編(アル・ライズ , ジャック・トラウト/ 著)

今回はYouTube図書館の動画の紹介をしたいと思います。視聴したのは『【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ — マーケティング22の法則 前編(アル・ライズ , ジャック・トラウト/ 著)』、前編と書いてあるのでもちろん後編もあります。書かれている22の法則どれも重要なため、全てを解説してくれるということでした。まずは前編についてのまとめと感想を書きたいと思います。

マーケティングの世界では、とてもよくできた計画でも効果が上がるとは限りませんよね。それは一流企業でも同じことで、実際にIBMやゼネラルモーターズでもマーケティングの問題を抱えたことがありました。
しかしマーケティングには22個の不変の法則があり、それらの法則は市場における成功と失敗を左右します。しっかりと理解して今の仕事に活かせるようにしましょう。

1章:一番手の法則
マーケティングとは自社製品が他社製品より優れていることを顧客に納得させることだと思っている人が多いが、それは間違いだそうです。この書籍では「マーケティングとは先頭をきれる分野を創造すること」だと説明されています。市場をリードするブランドというのはほとんどが顧客の心に最初に入り込んだブランドで、これを超えることはできないとのこと。コンピュータならIBM、コーラならコカ・コーラというように一番手になることで一位になることができるという法則です。
2章:カテゴリーの法則
あるカテゴリーで一番になれなかったら、一番になれる新しいカテゴリーを作ればいいとのことです。
3章:心の法則
市場に最初に参入するよりも、顧客の心の中に最初に入り込むことが重要。多くの起業家はこの法則で躓いていて、新しいアイディアをどう顧客の心の中に吹き込むか印象付けるかをしっかり考えないといけないということでした。
4章:知覚の法則
マーケティングは商品の戦いではなく、知覚の戦いと言われているそうです。顧客の心の中の知覚というのは、例えばハーレーダビッドソンと言えばオートバイのメーカーだし、コカ・コーラ社は清涼飲料水の会社だと誰もが認識していると思います。顧客から見るその会社のイメージ、知覚がビジネスには大きく影響するということでした。
富士フィルムがサプリを出したりしていましたが、富士フィルムのようにこの会社がこれを作るのか!?と思うようなことがありますよね。マーケティング的には成功しているんでしょうか…ふと疑問に思いました。
5章:集中の法則
マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心にただ一つの言葉を植え付けること。会社は顧客の心に一つの言葉を植え付けると成功すると言われています。特に一番手の企業はそのカテゴリーを象徴する言葉を植え付けやすいと言われています。先日『スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン』という書籍の中で、彼は一つの商品を70文字以下の短い言葉で的確に表現することを意識していたと学びました。iPodを発売するときは「1000曲をポケットに」というヘッドラインが使われていました。彼のこうしたヘッドラインはこの集中の法則の成功例と言えるのではないでしょうか。
6章:独占の法則
言葉は独占しているので、競合他社が既に使われている言葉を使用したとしても成功しません。いったん固まった大衆の心を変えることはできないという法則です。
7章:はしごの法則
顧客の心には購入する商品のカテゴリー毎にはしご(=序列)が存在します。採用すべき戦略は自分がはしごのどの段にいるかによって決まる。だからマーケティングを仕掛ける前、ビジネスを始める前には自分がはしごのどの位置にいるのかを把握することが大切です。
8章:二極分化の法則
長期的に見れば市場は2つに分かれるという法則です。一般的には古くから信頼されているブランドと興新ブランドの戦いになり、三番手は維持が難しいという傾向があるそうです。つまり既に2大ブランドがあるようなカテゴリーに新規参入することはやめた方がいいし、もし2番手と言えるブランドがないのであれば挑戦する価値はあるかもしれませんね。
9章:対立の法則
ナンバー2を狙っている時の戦略は、ナンバー1の在り方によって決まるということ。どんなに一番手の企業が強大だとしても、逆転のチャンスは0ではありません。そのためには一番手の企業の強みは何かしっかりと分析し、決して相手の上にいこうとしないことが大事だということでした。相手と競争するのではなく、自分たちとの差別化をしっかりすることがマーケティングを成功させる上でのポイントだということでした。

以上が前編の内容でした。
個人的に3章の心の法則と9章の対立の法則が印象に残りました。
市場に一番に参入することができても、顧客の心の中に入り込むことができなければ意味がないと理解しました。いい商品を作るということも大切だけど、どうやったら顧客の心に印象付けることができるかを意識しなくてはいけないですね。いいものだから売れるというわけではなく、売り方がとても大切だとわかりました。
また、競合相手の上をいこうとしないことが大切だという話は少し驚きがありました。相手を分析することで自分との違いが何かを見出し、その違いを自分の強みとして売り出すこと。
こうしたマーケティングの話は自分自身のブランディングにも応用できることですね。
相手にはない自分の魅力をしっかり相手に伝わるように発信することがビジネスでは大切なことだと思います。とても勉強になりました。後編もまた紹介したいと思います。

『【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ — マーケティング22の法則 前編(アル・ライズ , ジャック・トラウト/ 著)』をYouTubeで見る!

【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)

毎日暑い日が続いていますね。自分が子供だった頃は暑いといってももっと最高気温は低かった気がします。近年のこの異常な暑さは何なんでしょうね。最近では午前中から既に30度超えていることもざらなので、エアコンのきいた部屋から一度も外に出ずに一日が終わることもあります。人としてどうなのとも思いますが、熱中症やコロナの心配もあるし、と言い訳をしているこの頃です。
暑いのが苦手な自分はついついだらけ気味な休みを過ごしてしまっていますが、金川顕教さんのYouTube図書館を視聴したり、そこで紹介されている書籍を読んだりしてインプットをし、それをアウトプットしていかなくてはいけないと感じています。
例年とは違って自粛傾向の方が多いお盆休みとなりましたが、皆さんにとって有意義な休みとなるよう願っています。

では今回もYouTube図書館の動画を紹介したいと思います。今回は『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』という金川顕教さんによるスティーブ・ジョブズのプレゼンについての解説です。
スティーブ・ジョブズはアップル社の創業者ですね。彼が新商品を紹介する姿を何度もニュースなどで見たことがあるのではないでしょうか。プレゼンの天才と言われているスティーブ・ジョブズ。彼のプレゼンスタイルから多くのことが学べるはずです。会社によってプレゼンの機会がどのくらいあるかはそれぞれ違うと思いますが、ビジネスマンにとってそして起業家を目指している人にとってはなおさらプレゼンスキルは欠かせないものだと金川顕教さんは言います。自分のスキルアップに繋げていきたいですね。

この書籍は「ストーリーを作る」、「体験を提供する」、「仕上げと練習を行う」という3つの章で構成されています。そして18個のテクニックが紹介されていますが、動画では金川顕教さんが特に重要だと思うものを厳選して紹介されています。

プレゼンテーションをする上でまず大切なことは主役が聴衆だということ。聞き手が知りたいことは何かを常に自問自答し、聞き手が一番知りたい問いに答えるからスティーブ・ジョブズの話は人を惑わせないと言われます。彼は聞き手を話に引き込むために3つのことを意識しているそうです。その3つとは「なるべく早い段階に伝える」「繰り返し伝える」「はっきりと伝える」こと。初代iPhone販売から1年で新しいiPhoneを出すときに「速度は2倍、価格は半分だ」と説明をしたスティーブ・ジョブズ。とてもシンプルで且つとても分かりやすい言葉を選んでいますよね。スティーブ・ジョブズはヘッドライン作りにとてもこだわっていたようです。ヘッドラインというのは日本で言うキャッチフレーズのようなもの。スティーブ・ジョブズは70文字以下の短い文章で製品を的確に表現し、あいまいな部分を残さないように熟考していたようです。ヘッドラインは具体的で記憶に残るものでなくてはいけません。だから、より魅力的に感じてもらえるように具体性・意義・文脈性で数字をドレスアップしたり、単純明快で直接的な言葉を選んだりしています。こうして作られたヘッドラインは終始一貫して使われています。「1000曲をポケットに」というiPodのヘッドラインが例に挙げられていますが、たったこれだけの言葉で製品の魅力がよく伝わってきます。製品を紹介するときに買って欲しいからあれもこれもと良いところを伝えたくなってしまいますが、こうしてシンプルに短くした方がより伝わりやすく記憶に残りやすいですね。Twitterで短く分かりやすい発信をする訓練を重ねると良いですね。
プレゼンのテクニックは他にもあります。まずは小道具を上手に使うこと。スティーブ・ジョブズは聴覚視覚だけでなく五感を刺激する体験を意識してプレゼンしていたそうです。また聴衆に覚えてほしいことを1つだけに絞ることも意識していたそうです。そうすることでプレゼンの後も記憶に残ります。細かい所を忘れても自分が体験したことや魅力的なところは忘れにくいものですよね。
プレゼンをする姿勢も重要なテクニックな一つです。スティーブ・ジョブズはステージ上で意識していたのは「アイコンタクト」「開いた姿勢」「手ぶり」の3つ。原稿を見るのではなく聴衆の顔を見て話すこと、腕組をせず堂々と立つこと、身振り手振りでしゃべりを補強すること、これはどんな人でもすぐに取り入れられるテクニックですね。顔を上げて背筋を伸ばすだけで自信があるように見えます。それは説得力にも繋がりますよね。しかしこうしたテクニックはぶっつけ本番で発揮できるものではありません。スティーブ・ジョブズが習得に1万時間が必要だというくらいです。プレゼンの天才と言われたスティーブ・ジョブズでさえも、何週間も前から製品や技術の勉強をしたりしゃべりの練習を繰り返したりしていたそうです。彼は生まれながらの達人は存在しないとも言っています。スティーブ・ジョブズのように事前に入念に準備をして練習をすることで、彼のように堂々として聴衆を魅了するプレゼンができるようになるんだと思います。
金川顕教さんがよく量からしか質は生まれないと言っていますよね。最初から質のいいプレゼンをするなんてよっぽどの人でなければ無理でしょう。自分のプレゼンの質を高めていくには練習あるのみですね!!

プレゼンの主役は自分ではなく聴衆だということを意識し、自分が何を伝えたいかではなくて相手が何を聞きたいのか求めているのかという視点に立つことが大切ですね。そして伝えるべきことは短く的確にすること、早い段階で伝えることを心がけていきたいと思います。
とても分かりやすく勉強になりますのでみなさんもぜひご覧くださいね。

『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』をYouTubeで見る!

【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)

今回も金川顕教さんのYouTube図書館で見た動画について書きたいと思います。今回見たのは『【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)』という動画です。表紙の虎の顔が印象的な書籍ですね。
メンタリストのDaiGoさんがこの書籍を読めば集中力が320%上がるというほどです。
それもそのはず、この書籍には科学的根拠のある集中力を上げる方法が45個紹介されているそうです。この動画では金川顕教さんがその中から特に重要だと思う部分を解説しているので書籍を読む時間が取れない人はぜひ動画で要点をおさえてくださいね。

序章では人間の心は獣と調教師の2種類に分けることができると書かれています。まずこの例えからして面白いですよね。でもとても分かりやすいと思います。
単純で過敏で超絶パワーを発揮する獣と、力は弱いけれど理論的な調教師、自分の中にある獣をどう飼い慣らすかが集中力のカギを握るようです。

第1章は餌を与える。獣を飼い慣らすには餌は重要ですね。ここでは脳の働きを高めるためのカフェインの取り方やMINDという地中海式の食事法について解説しています。カフェインは取りすぎると副作用が出てしまうようです。一度に缶コーヒー2本以上取らないように気を付けましょう。また、起床後90分はカフェインをとらないようにしましょう。会社についてからミルクやクリーム入りのコーヒーを入れて飲むのがおススメだそうですよ。
MINDという食事法は、脳に良い食事を増やす・脳に悪い食事を減らす・カロリー制限はしない、というシンプルな食事法のようです。ダイエットとは違うのであまりストレスなく取り入れられそうですよね。脳に良い食事の例として果物野菜、ナッツ類、鶏肉、ワイン、オリーブオイルが、脳に悪い食事の例としてバター・マーガリン、チーズ、揚げ物、お菓子、ファストフードが挙げられています。自分の食生活を振り返るとどうですか?自分は脳に悪い食事の方が多いんじゃないかと思います。これは改善していかねばいけませんね。改善には食事日記を書くことがとても効果的だそうです。毎日の行動を記録すると健康的な食事をとるようになり、記録が増えれば増えるほど食生活が改善するとのこと。これはダイエットをしている時にも良さそうな方法ですね。面倒くさいと感じるかもしれませんが、そういう作業をきちんと続けられない人は結果も出せないだけですね。

第2章には脳内ホルモンを操る目標設定の奥義が紹介されています。人がパチンコやスロットみたいなギャンブルにハマるのはもうちょっとで報酬が得られるという「報酬の予感」が絶妙だからだそう。昔UFOキャッチャーですごくお金をかけてしまった経験がありますが、それもあとちょっとで商品が手に入る気がするからですよね。そういう報酬の予感は人をやみつきにするので、それを自分の管理下に置けたら最強です。というわけで、報酬の予感をつくる方法が5つ紹介されています。個人的にこの章はまだ理解が充分ではないので書籍を読んできちんと理解したい部分です。

第3章はマイ儀式、つまりルーティーンの効果について紹介されています。最近ではマイ儀式をすることの効果が認められているそうです。マイ儀式を反復することで自分に良い洗脳をすることができるとのこと。マイ儀式をつくるには条件があって、「この動作をしたら大事な作業に取り組むと決めておく」こと、そして「決めた手順を何度も繰り返す」ということをしっかり守りましょう。意識が無意識に変わるのは3週間くらいと言われているので、3週間はマイ儀式を繰り返すよう意識しましょう。

第4章はセルフイメージを書き換えてやる人間になる方法について。有能な人を想像するだけで自分のパフォーマンスが上がったり、自分に肩書きをつけたり、独り言で自分に指示を出したり、あえて仲間からの圧力を感じる環境に身を置いたりすることが紹介されていました。

第5章は自己を観る、瞑想の話だそうです。人間は40秒に一回何かに気を取られているそうです。そして気を取られてしまったら20分は集中力が戻らないとのこと。人間ってそんなに集中力がないのかと驚きました。集中力を戻すための瞑想の仕方として2つ紹介されています。1つは聖域をつくること。金川顕教さんは作業専用のスペースをつくることや作業中にプライベート用のスマホを持ち込まないことを実践されているようです。スマホがあると気が散ってしまいますよね。これは絶対に取り入れた方がいいことだと思います。2つ目は自分自身を数値化するということ。今自分は何%くらい疲れているかとか退屈しているかとかを数値化すると良いようです。

第6章は諦めて休む。最後にこれ!?とびっくりしました。でもどう頑張っても集中できない時だってあるんだと認めることは大切なスキルなんだそうです。ありのままの自分を受け入れることでメンタルは安定します。アナと雪の女王でのエルサがまさにそれですよね。睡眠不足だったり疲れすぎていたりする時には諦めて休みを取ること、そうすればスッキリした頭で集中力も続きそうです。

人間を調教師と獣という独特な視点から分けて考えられているこの書籍。特に印象的だったのはマイ儀式について。ルーティーンにすることでいろいろと効率的になることは自覚していましたが、大事な作業の前にマイ儀式をつくることで成果がアップするといことなので意識的にマイ儀式を作ろうと思いました。今回第2章の部分がまだ理解しきれていないので動画を複数回見ることに加え書籍もしっかり読んで理解を深めたいと思います。
集中力を高めるための有効なヒントがたくさん載っているので実践できることはどんどん取り入れていきたいですね。
ぜひ皆さんも参考にしてください!

『【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)』をYouTubeで見る!

【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)

今年の梅雨は長かったですね。ようやく梅雨明けとなり太陽の光を浴びることができてなんだかホッとします。やっぱり雨続きだと気持ちが少し下がってしまいますね。
遅い夏の到来ですがまだまだ遠出も出来なさそうですので、できる範囲で楽しめたらと考えています。もちろんいろいろなことを学ぶことも忘れずにいたいと思います。

さて、今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』を視聴したのでその感想を書きたいと思います。
GACKTさんと言えば豪邸を披露したり格付けチェックで大活躍したり度々話題になっていますよね。ミュージシャンや俳優としてだけでなく実業家としても成功しているGACKTさん。一度は「なんでそんなに金持ちなんだ?」と感じたことがあるのではないでしょうか(笑)。そんな疑問に対する答えはこの動画を見ればわかるかもしれません。自分はGACKTさんに対する印象が変わりました。金川顕教さんの解説動画を見ただけでもとてもいい書籍だと感じることができましたので、ぜひ皆さんも動画や書籍をチェックしてみてください。

金川顕教さんのメルマガに登録していたり動画を視聴していたりする人は、自分も起業したいとか稼ぎたいとか考えている人が多いことだと思います。でもまだスキルがないから、経験を積んでから、と言い訳をして勝負から逃げている人も多いですよね。自分にも身に覚えがあります。この書籍では10年間挑戦し続けた人と10年間準備し続けた人ではどちらが結果が出るかという話が最初に書かれているようです。ビジネスにおいて、これだけ準備しておけば必ず成功するという法則は一切ありません。準備を全くしないよりはある程度した方がいいと思いますが、仮に完璧な準備をしたとしても成功は約束されていません。準備ばかりに時間をかけていては人生を無駄にしてしまうということを伝えているんですね。
第1章では人生をマネタイズするということが書かれています。ミュージシャンとしてのGACKTさんも、日本以外のマーケットでどうすれば売れるかというビジネス的視点で戦略を立てていたようです。テレビへの出演も年間5本までとするなど、「GACKT」という人物をしっかりブランディングして徹底しているなという印象を受けました。以前YouTube図書館で紹介されていた『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』でもLORANDさんの自己ブランディングに感嘆した覚えがありますが、GACKTさんも同じですね。成功している人はみんな自己ブランディングができているし、逆にそれができているから成功しているんだと感じます。
HEYHEYHEYという音楽番組に出ていたGACKTさん、面白かったですがその頃からしっかりブランディングしていたんだと思うとすごいとしか言えないですね。もし自分だったら出れるときにどんどんテレビに出るという選択をしてしまうと思いますが、テレビを自分のブランド価値を高めるツールにしてしまうところがカッコいいですね。

第2章ではGACKTの勝ち方が書かれています。19歳の時にGACKTさんは人生のメンターとなる人に出会えたそうです。ほとんどの人は「知覚考動」という行動パターン。「知覚動考」、たった2つの違いが成功する人としない人を分ける。「知覚動考」というのは「ともかくうごこう」、考えるよりも行動することが大事だということを教えられたGACKTさんはそこからモノの見方が変わったということです。
「知覚動考」で「ともかくうごこう」とはなるほど!行動することの大切さは金川顕教さんも常に言っています。自分の価値観を大きく変えてくれる存在との出会いは本当に貴重です。10代という若さでそういう人と出会えたGACKTさんは幸せだと思います。
またこの章ではGACKTさんのストイックさがよく分かりました。人生をマネタイズする上で自分をしっかり管理(筋トレや食事)するのは当然のことだそうです。10代の自分が20代の自分、20代の自分が30代の自分を形成するという話を聞き、今からでも自分の管理を始めなくてはと焦ってしまいました。
飛行機では人脈作りのためにファーストクラスかビジネスクラスに乗るそうですが、金川顕教さんのタワーマンションの話と同じですね。成功者の近くに身を置くことは大切な要素なんだと改めて感じました。

第3章はメンタルリセットについて書かれています。悩むことは停滞であり後退である。だから上手くいかない時はメンタルリセットをして前進することが大切。でもベストの選択と努力をしっかりしていないとリセットしても何も起こらないということでした。それから自分の美学を貫くことの大切さも書かれています。芸能人が謝罪会見をすることが多いけれど、謝罪は自分自身や生き方を否定することだから謝罪してはいけない。自分の美学を貫き続けることで離れる人もいるだろうけどファンになってくれる人もいると言っています。芯がブレブレな人より一直線の人の方が誠実に感じますよね。謝罪するよりも自分を曲げずに発言する方がよほど難しいことだと思います。敵を作ったとしても自分を否定しないというその姿勢はとてもカッコいいと思いました。
またGACKTさんは自分の魅力を相手に伝えることをとても大切にしているそうです。仲良くなって自分の魅力を感じてもらうことでビジネスがスタートします。売り上げの予測などは他の誰かでもできること。どうすれば自分が魅力的に見えるかとか、気に入ってもらえるかということを意識して、自分のファンをつくることが大切なんですね。

最後に人生で迷ったときは難しい方、困難な方を選ぶようにすることが書かれています。そうすれば早く多くの知識と経験が手に入って成長することができるのだと。経験や知識はつぶれたりしない一生の財産です。人生における選択肢では常に難しい方を選ぶようにしましょう、ということでした。
ストイックさはGACKTさんも金川顕教さんも似たようなものですね。このストイックさが成功には不可欠な要素なんだと思います。
GACKTさんや金川顕教さんのように成功するためには、しっかり自己ブランディングをし、自分の魅力を伝える努力をし続けなくてはいけないと感じました。

書籍は写真も多くとても読みやすい1冊とのことです。動画を見て興味が出た人はぜひ書籍も読んでみてください。自分も書籍を読もうと思います!

『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』をYouTubeで見る!