ビジネスの男性?女性?

あなたはビジネススタイルに「男性性」「女性性」の二つのタイプがあることを知っていますか?
恥ずかしながら自分は全然どういうことか分かりませんでした。

ビジネススタイルのタイプは、持って生まれた性別ではなく、(※今の時代LGBT様々な性の価値観が浸透しているけれど、ここでは男性、女性とさせていただきます。)それぞれの性がもつ特性のことを指しているそうです。
だから男性だけど女性性の強い人もいれば、女性だけど男性性の強い人もいるということです。

詳しく説明すると、男性性が強い人というのは一つのことに時間と意識を集中して、リーダーシップを発揮し、全体をぐいぐい引っ張っていくようなタイプのビジネススタイルをとります。
これに対し、女性性が強い人は他人との協調に重きを置き、仕事も情報も報酬もみんなでシェアしながら同じ時間の中で複数のことをこなしていくビジネススタイルをとります。
よく女性は食事でもみんなでいろんなものをシェアしながら食べるイメージがありますが、男性は自分が頼んだものは基本自分だけが食べる節がありますよね。そんな感じでしょうか(笑)

一昔前はどちらかというと強いリーダーシップをとれる人が優遇されていたかと思いますが、時代が変われば求められる人材も変わっていきます。
現代社会では、多くの人と協調しながら問題を解決していくという「女性性」の強い人がより求められていると言います。

自分はそんなコミュニケーション能力高くないと焦っている人。
SNSなどでいろんな人とうまくコミュニケーションを図り、協調や共有というスキルをどんどん磨きましょう。

もしあなたが起業を考えているのだとしたら、男性性的に一つのことに集中して業績を伸ばそうとすることも一つの方法ですが、失敗した場合のリスクや効率を考えるとあまりいい方法とは言えなさそうです。
それよりも、女性性的に同時にいくつもの事業を立ち上げ分散型にすることで無駄な時間やリスクを回避することができるし、いろんな人と繋がることでシナジー効果だって得られるといういいこと尽くしです。
もちろん一概には女性性的に分散型でやる方がいいと言えませんが、金川顕教さんとしては自身を振り返った時に一点集中でなかったことが事業の拡大や成功につながったと感じているようです。

働き方が一つから「複業」にシフトしていくこれからの時代。
その場で求められているのはどんなタイプの人か見極め、柔軟に自分を変えていける力を身につける必要性がありそうですね。