石の上にも三年

石の上にも三年ということわざをご存知でしょうか?
冷たい石の上でも三年も座り続けていれば暖まってくるということから、辛抱強く取り組めば成功するという教えです。
実際は三年も座らずとも暖まるんじゃとか思っちゃいますが(笑)大事なのは「三年」という期間です。

今回紹介する金川顕教さんの話は「三年間の区切りと一万時間の法則について」です。
金川顕教さんはこれまでいろんなことに対し「三年間」という区切りで取り組んで来たそうです。それはどんなことでも三年間である程度の結果が出るというイメージを持っているからだとか。

そして一万時間の法則というのは、なにごともある程度モノにするには一万時間必要だというセオリーのこと。
勉強や仕事や何かのスキルを身に付けるのでも、例えば1日に10時間取り組むと1ヵ月で300時間、1年で3600時間、そして3年で1万時間を超える計算になります。
それだけの時間を費やすとある程度の知識やスキルが身についてモノになった状態と言えるようです。
このセオリーは金川顕教さん自身が身をもって体験してきてさらに結果も出してきたと言っています。

つまり、例えば副業をやっているけど全然結果が出ないといって諦めるのはまだ早いということです!
せめて三年間はやってみましょう、というのが金川顕教さんの考えです。
冒頭のことわざでも、成功のためには”辛抱強く”取り組むことが大事だと言っていますよね。
どうしてもすぐに結果を求めてしまうのが人の性ですが、結果というのは時間の経過とともに出てくるものです。結果のためにはまず第一に行動することですが、その行動を継続することがやっぱりなによりも大事なんでしょうね。
なにかを変えたいと思うのなら三年頑張って続けてみる!一万時間というのを意識して取り組みましょう!

しかし余談ですが3、というのは不思議な数字ですね。
三日坊主とか、付き合って3ヵ月のジンクス、3年目の浮気など「3」という数字はいろんなところで登場します。
3という数字は大昔から区切りが分かりやすいという認識をされた数字なのかもしれませんね。