時間対効果という考え

費用対効果という言葉はよく聞いたことがあると思います。
かけた費用に対してどれくらいの成果があったのかということですよね。何かを購入する際はこうした費用対効果について考えるようにしている人もいることでしょう。

では、時間対効果を考えたことはありますか?

時間対効果、そんな言葉聞いたことがない!という人は多いかもしれません。
意味は費用対効果と同じように、かけた時間に対してどれくらいの成果があったのか、ということです。

1日24時間しかない限られた時間のなかでいかに効率的に成果を出すかは、この「時間対効果」を意識するかどうかで変わってくると言います。
金川顕教さんはじめ成功している人たちはみんなこの「時間対効果」を意識しているそうです。

では時間対効果を高めるにはどうしたらいいでしょうか。
その答えは金川顕教さんが教えてくれています。
それは、「100%を目指さないこと」。

完璧主義は捨てた方がいいという話は金川顕教さんからよく聞いています。
それは完璧主義にこだわっていると行動のスピードが遅くなるし、そもそも行動を開始できないという恐れすらあるからです。
マーク・ザッカーバーグの「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉は、全ての完璧主義者にグサッと刺さることでしょう。

経済学者のパレートが発見した「80:20の法則」で考えてみると、80%の完成度には2割の時間で十分だと金川顕教さんは言っています。
残り20%を完成させるためには8割の時間がかかるだなんて、時間対効果が悪すぎますよね。
仕事の内容にもよりますが、100%を目指す必要なんてそんなにないと。
だから2割の時間で80%完成させれば十分だと思うように意識を変えましょう。

それから、お金で解決できることにはお金を使うのも時間対効果を高める一つの方法です。
金川顕教さんが処理速度を求めて半年でパソコンを買い替える話は有名かもしれません。時間を無駄にしないために家事代行を頼むのもありですね。

金川顕教さんは言います。
1日24時間というのは誰にも変えることができませんが、使い方次第では24時間以上の成果を生み出すことができる、と。

ぜひ費用対効果だけでなく時間対効果も意識してみてください!