金川顕教さんのYouTube図書館から今回は『【15分で要約】「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55(古市幸雄 / 著)』を取り上げたいと思います。
2007年にベストセラーになった古市幸雄さん書籍です。
学生時代は勉強があまり好きではありませんでした。でも大人になってから勉強することの楽しさを知った気がします。
出来ないことを出来るようにしたり、やりたいことがやれるようにするためにするのが勉強。義務教育の間は勉強はみんながやっていたことだけど、大人になってから勉強する人はとても少ない割合になっています。だから勉強を始めれば他の人とその分差をつけることができます。一流大学を出ていなかったとしても、毎日継続して30分勉強することで十分学歴のハンディは克服できるそうですよ。
でも働きながらだと勉強する時間を捻出するのが難しいと感じる人もいるかもしれません。金川顕教さんの書籍を読んだことがある人だったら想像がつくかもしれませんが、時間の捻出は実はとても簡単なことです。テレビやネットをやめればいいだけなんです。仕事から帰ってきて何となくテレビをつけたり、他人のSNSをみたり、携帯のゲームアプリを開いたり、ちょっとのつもりが意外と時間をつかっています。塵も積もれば山となるで、1日2時間テレビやネットをやめたら1ヵ月で60時間、1年で720時間もの時間を確保することができるんです。これは意識して時間を確保しようと思いますね。
人間集中できる時間は30分程度と言われています。だから集中と休憩をバランスよくとってそれを繰り返すことが大切だそうです。そしてびっくりしたのは2~3日休んでもいいということ。ただし計画や目標がはっきりしている人の場合は、ですけどね。
そして自分の目標が短期集中型なのか、長期計画型なのかもしっかり把握しましょう。
目標を達成できないのはそもそもやっていないか、やり方が間違っているからの2パターンだと金川顕教さんは考えます。自分はどうなのか振り返ることも大切です。
古市幸雄さんは英語学習についても書かれていますが、金川顕教さんとしては英語が自分の仕事に必要なら勉強すべきだし、仕事に関係がないのならもっと仕事に使えるようなスキルを磨くべきだと考えています。英語学習について気になる人は書籍を読んでみた方がいいですね。
勉強を効率よくするためには食事や睡眠にも気を付けなくてはいけません。勉強だけに限らず仕事でもパフォーマンスを落とさないためには必要なことですね。
その他タイマーや耳栓、椅子なども効率を上げるために使えるツールのようですので、いいと思ったものはどんどん取り入れましょう。
最後に金川顕教さんはこの書籍は勉強の習慣がない方に向けられた本だと紹介していました。だから勉強の習慣がなく、これから頑張ろうと思っている人や、目標が上手く達成できない人には特に参考になりそうですね。
勉強を続けるためにはなにかを犠牲にする必要があるというのは金川顕教さんも古市幸雄さんも言っています。自分の目標と目先の娯楽とを比較してどちらが大事かをしっかり考えて、目標達成に向けて30分でもいいから毎日続けること、これを頑張りたいと改めて思いました。