自制心の大切さ

今までに何度も記事にしていますが、スマホやテレビに時間を取られている人はずばり「自制心が弱い人」と言えます。

身に覚えがありすぎてドキッとしていませんか?
自分もそうですが、ちょっとだけのつもりがついつい何時間もスマホと向き合っていたり、だらだらとテレビを見て1日が終わってしまった経験があると思います。

学生時代も、テスト期間中になると漫画をちらっと読み返して勉強を忘れてしまったり(笑)
懐かしい思い出です。

と、笑ってはいられません。

自制心が強いか弱いかは、人生を左右すると言っても過言ではないというのが、アメリカの実験で分かっているのです!

その実験は「マシュマロ実験」といいます。

4歳の子供に対し、机の上にマシュマロを1つ置き、15分食べるのを我慢したらもう一つあげるよ、と言って子供を一人にした時、食べずに我慢できるかどうかという実験内容です。

我慢できた子と出来なかった子の比率は1:2だったそうですが、この実験ではその子たちのその後を長期にわたって調査しているところが面白いのです。

マシュマロを我慢できた=自制心の強い子が、成長してからも高学歴、高収入になる確率が高く、中年になったときの肥満指数も低かったそうです。

 

なにかをやらないといけない時、それを妨げるものはたくさんあると思います。
スマホにしろテレビにしろ漫画やゲーム、女性には甘いものなど(笑)
でも、そうした時に「今は○○をしないと!!」と自分を制し、誘惑をはねのけて行動できるかどうか。

マシュマロ実験ではないけど、我慢したその先に何が与えられるのか、成果をよく考えることが大事なのかもしれません。

そこを明確に把握できていれば、自制心もいつもより強く働きそうです。

環境

金川顕教さんはかねてから、自分が身を置く「環境」の大切さについて見解を述べてきました。

人脈を変えれば、周りの環境が変わり、
周りの環境が変われば、自分の考え方が変わり、
考え方が変われば行動が変わり、行動が変われば、
習慣も変わり、そして人生が大きく変わります。

(金川顕教さんオフィシャルブログより)

環境を変えてみることで、連鎖的にいろいろなことが変わっていく、それは金川顕教さん自身が体験した真理なのだと思います。

金川顕教さんのお母さんも、ある日突然海外へひとりで移住したそうです。
(さすが金川顕教さんのお母さん、と思ってしまいました)
1年ほどで帰国されたようですが、帰ってきたら英語はペラペラで性格も変わっていたと感じたようです。

お母さんのように「ひとりで」というところも変化のための重要なキーワードのようです。
誰も知っている人がいないところへ身を投じることで、数多くの出会いが生まれ、より実力を養うことができたり、変化をすることができるのです。

金川顕教さんも高校から大学、大学から社会人、とステージを変えるごとにあえて誰も知っている人がいない土地で新しい世界、新しい自分と出会えるようにしてきたといいます。

ずっと地元にいると、気楽だし安心ですがやっぱり変化は乏しいですよね。

あえて知らないところへ単身乗り込むことで、度胸や勇気や根性が身につくだろうし、磨かれることだろうと思います。

「絶対に成功してやる」という決意や、「失敗しても構わない」という覚悟を両方備えていて新しいことにチャレンジした人は、だいたいが上手くいっている、というのが金川顕教さんの持論だそうです。

なかなか自分を変えることができないと悩んでいるなら、思い切って見知らぬ土地に一人でどーん!!と飛び込んでみたら良いでしょう。

「でも仕事が」とか「だけど○○が」と言い訳していたらいつまでたっても変わることは出来ません。

日本人は特についどこかの集団に属したいとか一人を嫌がる傾向があるかもしれませんが、一人というのは自分と向き合うための時間とも取れます。
静かに自分自身の思いや考えにしっかり向き合うことも、自分を成長させてくれると思います。

環境を変えることは人生を大きく変えることに繋がります。
「今」に満足していないのなら、自分を取り巻く「環境」を今一度見直すことが大切なんですね。