【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ — マーケティング22の法則 前編(アル・ライズ , ジャック・トラウト/ 著)

今回はYouTube図書館の動画の紹介をしたいと思います。視聴したのは『【9分で解説】売れるもマーケ 当たるもマーケ — マーケティング22の法則 前編(アル・ライズ , ジャック・トラウト/ 著)』、前編と書いてあるのでもちろん後編もあります。書かれている22の法則どれも重要なため、全てを解説してくれるということでした。まずは前編についてのまとめと感想を書きたいと思います。

マーケティングの世界では、とてもよくできた計画でも効果が上がるとは限りませんよね。それは一流企業でも同じことで、実際にIBMやゼネラルモーターズでもマーケティングの問題を抱えたことがありました。
しかしマーケティングには22個の不変の法則があり、それらの法則は市場における成功と失敗を左右します。しっかりと理解して今の仕事に活かせるようにしましょう。

1章:一番手の法則
マーケティングとは自社製品が他社製品より優れていることを顧客に納得させることだと思っている人が多いが、それは間違いだそうです。この書籍では「マーケティングとは先頭をきれる分野を創造すること」だと説明されています。市場をリードするブランドというのはほとんどが顧客の心に最初に入り込んだブランドで、これを超えることはできないとのこと。コンピュータならIBM、コーラならコカ・コーラというように一番手になることで一位になることができるという法則です。
2章:カテゴリーの法則
あるカテゴリーで一番になれなかったら、一番になれる新しいカテゴリーを作ればいいとのことです。
3章:心の法則
市場に最初に参入するよりも、顧客の心の中に最初に入り込むことが重要。多くの起業家はこの法則で躓いていて、新しいアイディアをどう顧客の心の中に吹き込むか印象付けるかをしっかり考えないといけないということでした。
4章:知覚の法則
マーケティングは商品の戦いではなく、知覚の戦いと言われているそうです。顧客の心の中の知覚というのは、例えばハーレーダビッドソンと言えばオートバイのメーカーだし、コカ・コーラ社は清涼飲料水の会社だと誰もが認識していると思います。顧客から見るその会社のイメージ、知覚がビジネスには大きく影響するということでした。
富士フィルムがサプリを出したりしていましたが、富士フィルムのようにこの会社がこれを作るのか!?と思うようなことがありますよね。マーケティング的には成功しているんでしょうか…ふと疑問に思いました。
5章:集中の法則
マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心にただ一つの言葉を植え付けること。会社は顧客の心に一つの言葉を植え付けると成功すると言われています。特に一番手の企業はそのカテゴリーを象徴する言葉を植え付けやすいと言われています。先日『スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン』という書籍の中で、彼は一つの商品を70文字以下の短い言葉で的確に表現することを意識していたと学びました。iPodを発売するときは「1000曲をポケットに」というヘッドラインが使われていました。彼のこうしたヘッドラインはこの集中の法則の成功例と言えるのではないでしょうか。
6章:独占の法則
言葉は独占しているので、競合他社が既に使われている言葉を使用したとしても成功しません。いったん固まった大衆の心を変えることはできないという法則です。
7章:はしごの法則
顧客の心には購入する商品のカテゴリー毎にはしご(=序列)が存在します。採用すべき戦略は自分がはしごのどの段にいるかによって決まる。だからマーケティングを仕掛ける前、ビジネスを始める前には自分がはしごのどの位置にいるのかを把握することが大切です。
8章:二極分化の法則
長期的に見れば市場は2つに分かれるという法則です。一般的には古くから信頼されているブランドと興新ブランドの戦いになり、三番手は維持が難しいという傾向があるそうです。つまり既に2大ブランドがあるようなカテゴリーに新規参入することはやめた方がいいし、もし2番手と言えるブランドがないのであれば挑戦する価値はあるかもしれませんね。
9章:対立の法則
ナンバー2を狙っている時の戦略は、ナンバー1の在り方によって決まるということ。どんなに一番手の企業が強大だとしても、逆転のチャンスは0ではありません。そのためには一番手の企業の強みは何かしっかりと分析し、決して相手の上にいこうとしないことが大事だということでした。相手と競争するのではなく、自分たちとの差別化をしっかりすることがマーケティングを成功させる上でのポイントだということでした。

以上が前編の内容でした。
個人的に3章の心の法則と9章の対立の法則が印象に残りました。
市場に一番に参入することができても、顧客の心の中に入り込むことができなければ意味がないと理解しました。いい商品を作るということも大切だけど、どうやったら顧客の心に印象付けることができるかを意識しなくてはいけないですね。いいものだから売れるというわけではなく、売り方がとても大切だとわかりました。
また、競合相手の上をいこうとしないことが大切だという話は少し驚きがありました。相手を分析することで自分との違いが何かを見出し、その違いを自分の強みとして売り出すこと。
こうしたマーケティングの話は自分自身のブランディングにも応用できることですね。
相手にはない自分の魅力をしっかり相手に伝わるように発信することがビジネスでは大切なことだと思います。とても勉強になりました。後編もまた紹介したいと思います。

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楽しい人生を送るために

今年は新型コロナウィルスの影響があって海外旅行や国内旅行ができず、離れて暮らす家族にも会えないという人は多いのではないでしょうか。お盆休みという絶好の機会も第2波によってぶち壊しになってしまいました。暑い中マスクをして過ごすのにも慣れましたがしんどいことはしんどいです。この先マスクなしで過ごせるような日は来るのだろうかとふと思います。みんながマスクをして手洗いうがいや消毒を徹底したおかげでインフルエンザなどの罹患率が下がったといういい面はありますが、もっと過ごしやすくなってくれたらいいなと願わずにはいられません。

今年の4~6月期のGDP(国内総生産)が年率換算で27.8%減少し、リーマンショック時の17.8%減を超えて戦後最悪の落ち込みになったとニュースになりました。緊急事態宣言で国民が外出できず、外食や旅行といったサービス産業が特に大きく落ち込んだこと、世界中で感染が広がり輸出が激減したこと、外国人観光客からのインバウンドが激減したことが影響したみたいですね。実質GDP成長率の推移をグラフで見ましたが、今回の落ち込みはそれはもうひどいものでした。
この先もし第3波、第4波がきたらどうなってしまうのでしょうか。
経済を優先するのかコロナ封じ込めを優先するのか、本当に難しい問題だと思います。問題は山積みですが、政治家の皆さんには有効的な政策をとって頂き、自分たちは出来る限りのことをしていくしかないですね。

なんだか暗い世の中になってしまいましたが、そんな中でも自分の人生を生きていかなくてはいけません。一度きりの人生を楽しむためには何が必要でしょうか。
金川顕教さんのブログを遡ってみたら、楽しい人生を送るためのアドバイスが書いてありましたので紹介したいと思います。

日本人はなんだか我慢することが美徳とされているような一面があります。でも金川顕教さんは我慢し続ける人生に疑問を感じています。他人の目を気にして他人からの評価だけを気にして生きるのと、自分のやりたいことを全力でやる人生、どっちがいいかと。本音ではほとんどみんなが自分のやりたいことを全力でやる人生を送りたいと感じているのではないかと思っていました。でも金川顕教さんは他人の目を気にする人生を否定しません。他人からの評価を基準に自分を構築すること事でのメリットもあります。基本は自分のやりたいことをしつつ、新しいことにチャレンジしたり大きな決断をしたりするときには他人からの評価に耳を傾けることが賢い生き方なのかもしれません。どんな風に生きるかはそれぞれの価値観に則って決めればいいことだけれど、大切なことはその選択の基準として「笑顔の量」を正確に分析することだと金川顕教さんは言います。
どんなことにもリスクはつきものです。リスクを考えたとき、どの選択をしたら笑顔の量が増えるかを考え、総体的に多い方を選択するようにしていけば楽しい人生になることでしょう。

以上が金川顕教さんのアドバイスの大まかな内容です。
自分らしく生きることができたら幸せな人生だと思いませんか。もっと好きなことをしてもいいし、嫌なことは「嫌」と言ってもいいんだと自分を許してあげることが大切なんだと教えてもらいました。
いろいろなしがらみがある中ですが、たくさんのアドバイスをもとにより良い人生となるように努力していきたいと思います。

記憶術の話

先日テレビを見ていたらメモリーアスリートという存在を初めて知りました。メモリーアスリートというのは、記憶力を競う大会「メモリースポーツ」に出場するような選手を指す言葉だと思います。メモリースポーツはイギリスが発祥で膨大な量の数や顔と名前、架空の年表を記憶した量や正確さ、記憶スピードを競う競技で、世界40カ国以上で様々な大会が開催されているそうです。中には記憶力を伸ばす専門の学校に所属しているメモリーアスリートもいるみたいです。世の中には知らない世界がたくさんありますね。
自分は子供時代は記憶力がとてもよかった方ですが、年齢と共に記憶力がどんどん悪くなってきたと自覚しています。日常生活に支障が出ることも多々あるので、記憶術とはどんなものかと久々に興味深く視聴した番組でした。

記憶術には場所法とか物語法、頭文字法というような手法があるそうです。
場所法というのは、自宅や実際にある場所、架空の場所や体の部位などどこかの場所を思い浮かべて、そこに記憶したい対象を置く方法だそうです。これだけ言われてもなかなかピンと来ないかもしれません。テレビでメモリーアスリートの方が言っていたのは、大型ショッピングモールの入口から順にある店舗を複数思い浮かべて、記憶する対象のイメージと店舗を結び付けて覚えるというようなことだったと思います。人間は場所に関する記憶を覚えやすいと言われています。大量のものを記憶するために引き出し一つに一つのものを入れて引き出しの数を増やしていく、というイメージでしょうか。この引き出し、つまり「場所」をどのくらい用意できるかが重要なポイントのようです。この場所法が記憶術の王道の手法みたいです。
物語法は物語を考えてその話の中に記憶したい対象を時系列で配置して覚える方法です。この時作る物語は意味がめちゃくちゃでもよくてインパクトが強い方が記憶に残りやすいようです。
頭文字法というのは記憶したい対象の頭文字を取り出して覚える方法です。太陽系の惑星を太陽から近い順に「水・金・地・火・木・土・天・海」と言って覚えた人は多いのではないでしょうか。これが頭文字法の例として分かりやすいですね。

こういう記憶術を鍛えていけば52枚のトランプの並びを全て覚えて、シャッフルされた別のトランプを全く同じように並び替えることができてしまいます。ちなみに2018年2月時点の世界記録はなんと15.61秒!15秒でトランプ52枚の並びを全て覚えることができるなんて驚愕です…さすがに自分はこのレベルまで追求しようとは思っていませんが(笑)。

この番組を見て、人間のもつ力ってすごいなと改めて感じました。
また、一つのことに対し真剣に向き合って繰り返し訓練する姿勢は、ビジネスの成功者にも通じるものだと思いながら見ていました。
知識を記憶するということはどんな勉強をしていても必要なことだと思います。
本を読んだり動画を見たりいろいろな形で知識をインプットしたとしても、それをすぐに使えるように記憶しておかなければ意味がありませんよね。
金川顕教さんは圧倒的な知識を持っていながら、それを埋もれさせることなくフル活用されているように感じます。金川顕教さんは何かを記憶するとき、知識を覚えようとするのはやめて知識に強い印象を持つように心がけているそうです。これは立派な記憶術ではないでしょうか。
知識を持っていれば、人とのコミュニケーションの時や文章を書く時、アイディアを出すときにとても役立ちます。
引き出しの多さは武器の多さです。自分の武器をどんどん増やしていけるよう、金川顕教さんのように工夫して取り組んでいきたいと思いました。

【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)

毎日暑い日が続いていますね。自分が子供だった頃は暑いといってももっと最高気温は低かった気がします。近年のこの異常な暑さは何なんでしょうね。最近では午前中から既に30度超えていることもざらなので、エアコンのきいた部屋から一度も外に出ずに一日が終わることもあります。人としてどうなのとも思いますが、熱中症やコロナの心配もあるし、と言い訳をしているこの頃です。
暑いのが苦手な自分はついついだらけ気味な休みを過ごしてしまっていますが、金川顕教さんのYouTube図書館を視聴したり、そこで紹介されている書籍を読んだりしてインプットをし、それをアウトプットしていかなくてはいけないと感じています。
例年とは違って自粛傾向の方が多いお盆休みとなりましたが、皆さんにとって有意義な休みとなるよう願っています。

では今回もYouTube図書館の動画を紹介したいと思います。今回は『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』という金川顕教さんによるスティーブ・ジョブズのプレゼンについての解説です。
スティーブ・ジョブズはアップル社の創業者ですね。彼が新商品を紹介する姿を何度もニュースなどで見たことがあるのではないでしょうか。プレゼンの天才と言われているスティーブ・ジョブズ。彼のプレゼンスタイルから多くのことが学べるはずです。会社によってプレゼンの機会がどのくらいあるかはそれぞれ違うと思いますが、ビジネスマンにとってそして起業家を目指している人にとってはなおさらプレゼンスキルは欠かせないものだと金川顕教さんは言います。自分のスキルアップに繋げていきたいですね。

この書籍は「ストーリーを作る」、「体験を提供する」、「仕上げと練習を行う」という3つの章で構成されています。そして18個のテクニックが紹介されていますが、動画では金川顕教さんが特に重要だと思うものを厳選して紹介されています。

プレゼンテーションをする上でまず大切なことは主役が聴衆だということ。聞き手が知りたいことは何かを常に自問自答し、聞き手が一番知りたい問いに答えるからスティーブ・ジョブズの話は人を惑わせないと言われます。彼は聞き手を話に引き込むために3つのことを意識しているそうです。その3つとは「なるべく早い段階に伝える」「繰り返し伝える」「はっきりと伝える」こと。初代iPhone販売から1年で新しいiPhoneを出すときに「速度は2倍、価格は半分だ」と説明をしたスティーブ・ジョブズ。とてもシンプルで且つとても分かりやすい言葉を選んでいますよね。スティーブ・ジョブズはヘッドライン作りにとてもこだわっていたようです。ヘッドラインというのは日本で言うキャッチフレーズのようなもの。スティーブ・ジョブズは70文字以下の短い文章で製品を的確に表現し、あいまいな部分を残さないように熟考していたようです。ヘッドラインは具体的で記憶に残るものでなくてはいけません。だから、より魅力的に感じてもらえるように具体性・意義・文脈性で数字をドレスアップしたり、単純明快で直接的な言葉を選んだりしています。こうして作られたヘッドラインは終始一貫して使われています。「1000曲をポケットに」というiPodのヘッドラインが例に挙げられていますが、たったこれだけの言葉で製品の魅力がよく伝わってきます。製品を紹介するときに買って欲しいからあれもこれもと良いところを伝えたくなってしまいますが、こうしてシンプルに短くした方がより伝わりやすく記憶に残りやすいですね。Twitterで短く分かりやすい発信をする訓練を重ねると良いですね。
プレゼンのテクニックは他にもあります。まずは小道具を上手に使うこと。スティーブ・ジョブズは聴覚視覚だけでなく五感を刺激する体験を意識してプレゼンしていたそうです。また聴衆に覚えてほしいことを1つだけに絞ることも意識していたそうです。そうすることでプレゼンの後も記憶に残ります。細かい所を忘れても自分が体験したことや魅力的なところは忘れにくいものですよね。
プレゼンをする姿勢も重要なテクニックな一つです。スティーブ・ジョブズはステージ上で意識していたのは「アイコンタクト」「開いた姿勢」「手ぶり」の3つ。原稿を見るのではなく聴衆の顔を見て話すこと、腕組をせず堂々と立つこと、身振り手振りでしゃべりを補強すること、これはどんな人でもすぐに取り入れられるテクニックですね。顔を上げて背筋を伸ばすだけで自信があるように見えます。それは説得力にも繋がりますよね。しかしこうしたテクニックはぶっつけ本番で発揮できるものではありません。スティーブ・ジョブズが習得に1万時間が必要だというくらいです。プレゼンの天才と言われたスティーブ・ジョブズでさえも、何週間も前から製品や技術の勉強をしたりしゃべりの練習を繰り返したりしていたそうです。彼は生まれながらの達人は存在しないとも言っています。スティーブ・ジョブズのように事前に入念に準備をして練習をすることで、彼のように堂々として聴衆を魅了するプレゼンができるようになるんだと思います。
金川顕教さんがよく量からしか質は生まれないと言っていますよね。最初から質のいいプレゼンをするなんてよっぽどの人でなければ無理でしょう。自分のプレゼンの質を高めていくには練習あるのみですね!!

プレゼンの主役は自分ではなく聴衆だということを意識し、自分が何を伝えたいかではなくて相手が何を聞きたいのか求めているのかという視点に立つことが大切ですね。そして伝えるべきことは短く的確にすること、早い段階で伝えることを心がけていきたいと思います。
とても分かりやすく勉強になりますのでみなさんもぜひご覧くださいね。

『【12分で解説】スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ / 著)』をYouTubeで見る!

【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)

今回も金川顕教さんのYouTube図書館で見た動画について書きたいと思います。今回見たのは『【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)』という動画です。表紙の虎の顔が印象的な書籍ですね。
メンタリストのDaiGoさんがこの書籍を読めば集中力が320%上がるというほどです。
それもそのはず、この書籍には科学的根拠のある集中力を上げる方法が45個紹介されているそうです。この動画では金川顕教さんがその中から特に重要だと思う部分を解説しているので書籍を読む時間が取れない人はぜひ動画で要点をおさえてくださいね。

序章では人間の心は獣と調教師の2種類に分けることができると書かれています。まずこの例えからして面白いですよね。でもとても分かりやすいと思います。
単純で過敏で超絶パワーを発揮する獣と、力は弱いけれど理論的な調教師、自分の中にある獣をどう飼い慣らすかが集中力のカギを握るようです。

第1章は餌を与える。獣を飼い慣らすには餌は重要ですね。ここでは脳の働きを高めるためのカフェインの取り方やMINDという地中海式の食事法について解説しています。カフェインは取りすぎると副作用が出てしまうようです。一度に缶コーヒー2本以上取らないように気を付けましょう。また、起床後90分はカフェインをとらないようにしましょう。会社についてからミルクやクリーム入りのコーヒーを入れて飲むのがおススメだそうですよ。
MINDという食事法は、脳に良い食事を増やす・脳に悪い食事を減らす・カロリー制限はしない、というシンプルな食事法のようです。ダイエットとは違うのであまりストレスなく取り入れられそうですよね。脳に良い食事の例として果物野菜、ナッツ類、鶏肉、ワイン、オリーブオイルが、脳に悪い食事の例としてバター・マーガリン、チーズ、揚げ物、お菓子、ファストフードが挙げられています。自分の食生活を振り返るとどうですか?自分は脳に悪い食事の方が多いんじゃないかと思います。これは改善していかねばいけませんね。改善には食事日記を書くことがとても効果的だそうです。毎日の行動を記録すると健康的な食事をとるようになり、記録が増えれば増えるほど食生活が改善するとのこと。これはダイエットをしている時にも良さそうな方法ですね。面倒くさいと感じるかもしれませんが、そういう作業をきちんと続けられない人は結果も出せないだけですね。

第2章には脳内ホルモンを操る目標設定の奥義が紹介されています。人がパチンコやスロットみたいなギャンブルにハマるのはもうちょっとで報酬が得られるという「報酬の予感」が絶妙だからだそう。昔UFOキャッチャーですごくお金をかけてしまった経験がありますが、それもあとちょっとで商品が手に入る気がするからですよね。そういう報酬の予感は人をやみつきにするので、それを自分の管理下に置けたら最強です。というわけで、報酬の予感をつくる方法が5つ紹介されています。個人的にこの章はまだ理解が充分ではないので書籍を読んできちんと理解したい部分です。

第3章はマイ儀式、つまりルーティーンの効果について紹介されています。最近ではマイ儀式をすることの効果が認められているそうです。マイ儀式を反復することで自分に良い洗脳をすることができるとのこと。マイ儀式をつくるには条件があって、「この動作をしたら大事な作業に取り組むと決めておく」こと、そして「決めた手順を何度も繰り返す」ということをしっかり守りましょう。意識が無意識に変わるのは3週間くらいと言われているので、3週間はマイ儀式を繰り返すよう意識しましょう。

第4章はセルフイメージを書き換えてやる人間になる方法について。有能な人を想像するだけで自分のパフォーマンスが上がったり、自分に肩書きをつけたり、独り言で自分に指示を出したり、あえて仲間からの圧力を感じる環境に身を置いたりすることが紹介されていました。

第5章は自己を観る、瞑想の話だそうです。人間は40秒に一回何かに気を取られているそうです。そして気を取られてしまったら20分は集中力が戻らないとのこと。人間ってそんなに集中力がないのかと驚きました。集中力を戻すための瞑想の仕方として2つ紹介されています。1つは聖域をつくること。金川顕教さんは作業専用のスペースをつくることや作業中にプライベート用のスマホを持ち込まないことを実践されているようです。スマホがあると気が散ってしまいますよね。これは絶対に取り入れた方がいいことだと思います。2つ目は自分自身を数値化するということ。今自分は何%くらい疲れているかとか退屈しているかとかを数値化すると良いようです。

第6章は諦めて休む。最後にこれ!?とびっくりしました。でもどう頑張っても集中できない時だってあるんだと認めることは大切なスキルなんだそうです。ありのままの自分を受け入れることでメンタルは安定します。アナと雪の女王でのエルサがまさにそれですよね。睡眠不足だったり疲れすぎていたりする時には諦めて休みを取ること、そうすればスッキリした頭で集中力も続きそうです。

人間を調教師と獣という独特な視点から分けて考えられているこの書籍。特に印象的だったのはマイ儀式について。ルーティーンにすることでいろいろと効率的になることは自覚していましたが、大事な作業の前にマイ儀式をつくることで成果がアップするといことなので意識的にマイ儀式を作ろうと思いました。今回第2章の部分がまだ理解しきれていないので動画を複数回見ることに加え書籍もしっかり読んで理解を深めたいと思います。
集中力を高めるための有効なヒントがたくさん載っているので実践できることはどんどん取り入れていきたいですね。
ぜひ皆さんも参考にしてください!

『【13分で解説】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45(鈴木祐 / 著)』をYouTubeで見る!

【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)

今年の梅雨は長かったですね。ようやく梅雨明けとなり太陽の光を浴びることができてなんだかホッとします。やっぱり雨続きだと気持ちが少し下がってしまいますね。
遅い夏の到来ですがまだまだ遠出も出来なさそうですので、できる範囲で楽しめたらと考えています。もちろんいろいろなことを学ぶことも忘れずにいたいと思います。

さて、今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』を視聴したのでその感想を書きたいと思います。
GACKTさんと言えば豪邸を披露したり格付けチェックで大活躍したり度々話題になっていますよね。ミュージシャンや俳優としてだけでなく実業家としても成功しているGACKTさん。一度は「なんでそんなに金持ちなんだ?」と感じたことがあるのではないでしょうか(笑)。そんな疑問に対する答えはこの動画を見ればわかるかもしれません。自分はGACKTさんに対する印象が変わりました。金川顕教さんの解説動画を見ただけでもとてもいい書籍だと感じることができましたので、ぜひ皆さんも動画や書籍をチェックしてみてください。

金川顕教さんのメルマガに登録していたり動画を視聴していたりする人は、自分も起業したいとか稼ぎたいとか考えている人が多いことだと思います。でもまだスキルがないから、経験を積んでから、と言い訳をして勝負から逃げている人も多いですよね。自分にも身に覚えがあります。この書籍では10年間挑戦し続けた人と10年間準備し続けた人ではどちらが結果が出るかという話が最初に書かれているようです。ビジネスにおいて、これだけ準備しておけば必ず成功するという法則は一切ありません。準備を全くしないよりはある程度した方がいいと思いますが、仮に完璧な準備をしたとしても成功は約束されていません。準備ばかりに時間をかけていては人生を無駄にしてしまうということを伝えているんですね。
第1章では人生をマネタイズするということが書かれています。ミュージシャンとしてのGACKTさんも、日本以外のマーケットでどうすれば売れるかというビジネス的視点で戦略を立てていたようです。テレビへの出演も年間5本までとするなど、「GACKT」という人物をしっかりブランディングして徹底しているなという印象を受けました。以前YouTube図書館で紹介されていた『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』でもLORANDさんの自己ブランディングに感嘆した覚えがありますが、GACKTさんも同じですね。成功している人はみんな自己ブランディングができているし、逆にそれができているから成功しているんだと感じます。
HEYHEYHEYという音楽番組に出ていたGACKTさん、面白かったですがその頃からしっかりブランディングしていたんだと思うとすごいとしか言えないですね。もし自分だったら出れるときにどんどんテレビに出るという選択をしてしまうと思いますが、テレビを自分のブランド価値を高めるツールにしてしまうところがカッコいいですね。

第2章ではGACKTの勝ち方が書かれています。19歳の時にGACKTさんは人生のメンターとなる人に出会えたそうです。ほとんどの人は「知覚考動」という行動パターン。「知覚動考」、たった2つの違いが成功する人としない人を分ける。「知覚動考」というのは「ともかくうごこう」、考えるよりも行動することが大事だということを教えられたGACKTさんはそこからモノの見方が変わったということです。
「知覚動考」で「ともかくうごこう」とはなるほど!行動することの大切さは金川顕教さんも常に言っています。自分の価値観を大きく変えてくれる存在との出会いは本当に貴重です。10代という若さでそういう人と出会えたGACKTさんは幸せだと思います。
またこの章ではGACKTさんのストイックさがよく分かりました。人生をマネタイズする上で自分をしっかり管理(筋トレや食事)するのは当然のことだそうです。10代の自分が20代の自分、20代の自分が30代の自分を形成するという話を聞き、今からでも自分の管理を始めなくてはと焦ってしまいました。
飛行機では人脈作りのためにファーストクラスかビジネスクラスに乗るそうですが、金川顕教さんのタワーマンションの話と同じですね。成功者の近くに身を置くことは大切な要素なんだと改めて感じました。

第3章はメンタルリセットについて書かれています。悩むことは停滞であり後退である。だから上手くいかない時はメンタルリセットをして前進することが大切。でもベストの選択と努力をしっかりしていないとリセットしても何も起こらないということでした。それから自分の美学を貫くことの大切さも書かれています。芸能人が謝罪会見をすることが多いけれど、謝罪は自分自身や生き方を否定することだから謝罪してはいけない。自分の美学を貫き続けることで離れる人もいるだろうけどファンになってくれる人もいると言っています。芯がブレブレな人より一直線の人の方が誠実に感じますよね。謝罪するよりも自分を曲げずに発言する方がよほど難しいことだと思います。敵を作ったとしても自分を否定しないというその姿勢はとてもカッコいいと思いました。
またGACKTさんは自分の魅力を相手に伝えることをとても大切にしているそうです。仲良くなって自分の魅力を感じてもらうことでビジネスがスタートします。売り上げの予測などは他の誰かでもできること。どうすれば自分が魅力的に見えるかとか、気に入ってもらえるかということを意識して、自分のファンをつくることが大切なんですね。

最後に人生で迷ったときは難しい方、困難な方を選ぶようにすることが書かれています。そうすれば早く多くの知識と経験が手に入って成長することができるのだと。経験や知識はつぶれたりしない一生の財産です。人生における選択肢では常に難しい方を選ぶようにしましょう、ということでした。
ストイックさはGACKTさんも金川顕教さんも似たようなものですね。このストイックさが成功には不可欠な要素なんだと思います。
GACKTさんや金川顕教さんのように成功するためには、しっかり自己ブランディングをし、自分の魅力を伝える努力をし続けなくてはいけないと感じました。

書籍は写真も多くとても読みやすい1冊とのことです。動画を見て興味が出た人はぜひ書籍も読んでみてください。自分も書籍を読もうと思います!

『【11分で解説】GACKTの勝ち方(GACKT /著)』をYouTubeで見る!

【14分で解説】FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣(ハンス・ロスリング / 著)

普段ニュースなどを見ていると、日本の国力は低下してきているとか世界の貧困は悪化しているとかそういう認識を持っていませんか?でも実はそれらは間違った認識だったのです。メディアなどで報道されるのはネガティブな問題ばかりで、事実とは異なることがよくあります。
人間には10種類の本能からくる思い込みがあるそうです。思い込みにとらわれずに事実に基づいて世界を読み解く考え方や価値観、習慣のことを「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」といいます。
今回は、100万部以上売れている大ベストセラー『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を金川顕教さんが解説した動画を見ました。
有名なビル・ゲイツも大絶賛したというこの書籍。実際の書籍はとても分厚くあの金川顕教さんをもってしても読むのが大変だったという代物です。実際に読むのが難しいと思うなら、この動画を2回3回と何度も視聴し理解を深めることをおすすめします。

さてこの書籍では10種類の本能について書かれていますが、金川顕教さんが解説しているのはその中の7種類についてです。
まず1つ目が分断本能。世界は2つに分けられるという思い込みです。例えばお金持ちと貧乏の2つに分けて考えられますが、実際には中間層が圧倒的に多いですよね。物事を単純に分断する事は出来ないことを知っておかなければいけません。
2つ目はネガティブ本能。世界がどんどん悪くなっているという思い込みです。実際は極度の貧困層は過去20年と比べ半分になっているけれど、テレビなどで取り上げられるのはネガティブなことばかり。良くなっていることについてはあまり知る機会がないので、事実よりも悪いイメージを持ってしまいがちです。メディアによって印象操作されている可能性を考えた方がよさそうですね。
3つ目は恐怖本能。実は危険ではないことを恐ろしいと考えてしまう思い込みです。まさしく今問題になっているコロナウィルスも、メディアによって必要以上に危機感を煽っている部分がありましたね。パニックになっていると事実を見る余裕がなくなってしまいます。情報に偏りがないか冷静に判断するように心がけなくてはいけません。
4つ目は過大視本能。目の前の数字が一番重要という思い込みです。数字は相対的に判断することが大切です。
5つ目は宿命本能。すべてあらかじめ決まっているという思い込みです。人や国や文化や宗教が変わらないように見えるのは変化がゆっくり起こっているから。小さな変化の積み重なりが大きな変化になることを心に留めておかなくてはいけませんね。
6つ目は単純化本能。世界は1つの切り口で理解できるという思い込みです。大学に入ったら就職するというような考え方もその一つ。実際は一つの視点からでは世界を理解する事は出来ません。様々な角度から見ることで物事を正確に理解し問題を解決することができます。
7つ目は犯人捜し本能。誰かを責めれば問題は解決するという思い込みです。問題が起きたとき誰が犯人か捜して犯人を責めたら楽になるけれど、問題の本質を見誤ってしまう場合があるということ。誰かを責めたところで問題は解決しないから、問題を解決するためにはどうしたらいいのか冷静に本質を見極めなくてはいけませんね。

人間は思い込みをしてしまうものなので、誰かに何かを言われた時や情報を得た時には「本当にそうなのか」「本当にそれでいいのか」と疑うことも大事なことです。自分で仮説を立て違う角度からみるように努力することで情報に惑わされずに済むということでした。

以上が『【14分で解説】FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣(ハンス・ロスリング / 著)』の内容です。
コロナに関わるニュースやいろいろなニュースを見ていると、メディアの報道の仕方に首をかしげることはよくあります。
人間にはいろいろな本能があって思い込みをしやすい生き物なのだと分かり、だからこそ自分の視点だけで物事を考えては危険だと感じました。
なるべく冷静に事実を見極めることができるように、情報に惑わされないよう生きていきたいと思います。
とても興味深い書籍で残り3つの本能についても知りたくなりました。
皆さんも書籍を読む前にこの解説動画をみてはいかがでしょうか。

『【14分で解説】FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣(ハンス・ロスリング / 著)』をYouTubeで見る!

【16分で解説】なぜ社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学(小堺桂悦郎 / 著)

金川顕教さんのYouTube図書館には既に250本以上のビジネス書の解説動画がアップロードされています。速読、多読、熟読という読書術を持つ金川顕教さんは1冊を20分で読み終えることができるそうです。だからこそこれだけ膨大な量の書籍を読むことができるし、YouTube図書館に解説動画をあげられるのだと思います。しかし、本を読んでそこに書かれていることを理解すること、そしてそれをアウトプットし続けることは簡単なことではありませんよね。金川顕教さんの努力と、知識の引き出しの多さには毎回驚嘆しています。
今回は小堺桂悦郎さんが書いた『なぜ社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学』を解説した動画を視聴したので感想を書きたいと思います。
この書籍は100万部を超えるベストセラーで、会計の入門編といえる一冊だそうです。会計と言えば経理の人しか関係ないと思いがちです。実際自分にとってもあまり身近な分野ではありませんでした。でも「数字はビジネスの共通言語」という金川顕教酸のことばにハッとしました。今後起業を視野に入れているような人はもちろんのこと、社会人として世の中のビジネスに関わっている以上、最低限の知識だけでも身に付けておくべきだと思えました。

さて、書籍の題名にもなっている問題、社長のベンツが4ドアの理由についてです。
それはベンツを経費にしているから。2ドアの車はプライベート感が強く経費として認められにくいそうです。どんなにお金を持っていたとしても社長は一括でベンツを買わないのだそうです。手持ちの現金がたくさんあるのなら話は別ですけど、現金全てを使って1200万のベンツを買ったら税金はいくらかかるでしょうか?そういう計算ができない社長だとしたら会社の存続は難しそうですね。
会計処理において、車などの高価なものを買った時にその代金を購入したその年で一度に経費とするのではなく、分割して少しずつ経費に計上する「減価償却」というルールがあるそうです。だから経費として車を買う場合、ローンやリースで購入し、費用を経費に計上する方法をとるということでした。そして新車ではなく中古にするメリットは2年で償却できるからだそうです。
自分が車を買う時にはそんな複雑に考えたことがありませんでした。社長は常にこうしたことを考えながら過ごしているのだと考えると、やはりその立場にいるだけあるなと思います。

続いて借金を抱える旅館が何故潰れないのかという話です。潰れるか潰れないということは儲けとは別の話で、「資金繰り」と「決算書」がカギなのだそうです。資金繰りが出来ていれば借金があったとしても潰れることはないそうです。借金経営が成り立つには、1:現金商売であること、2:原価率が低いこと、3;季節による変動が少ないことの3つの条件があります。旅館の場合原価率は35%で利益は65%なので現金が貯まるし、人件費などの固定費に比べ売り上げの増減によってかかる費用である変動費がほとんどなので潰れにくいということでした。
今回のコロナ禍では旅館の廃業をニュースで目にすることがありました。観光業などは経済的に大打撃を受けたためGo Toトラベルキャンペーンを打ち出しましたが、はたして上手くいくのでしょうか…個人的にはいろいろな面で不安です。
決算書についての話は金川顕教さんの『すごい会計思考(金川顕教著 / ポプラ社 )』で詳しく解説しているので、そちらもぜひ見てみてください。

第3章は社長がベンツを売るとトクなのはなぜかが書かれています。儲かっている時は法人税を多く払いたくないのでベンツを買うなどの方法で節税をします。儲かっていない場合は逆にベンツを売りに出すことで利益を得ようとします。借金がある社長は銀行からの融資を止められたくないから黒字にしようとし、逆に儲かっている社長は法人税を払いたくないから赤字にしようとするという部分が、会計が絡んだ複雑な仕組みだと思いました。これまで自分は黒字がよくて赤字は悪いという単純な思考でしたので、きちんと会計のことを一から勉強した方がよさそうですね。
脱税についてチュートリアルの徳井さんと青汁王子の例を挙げて説明がありました。脱税の金額の大きさ、悪質度によって逮捕されるかどうかが変わるということでした。
何はともあれ脱税はいけないことです。脱税ではなく上手に節税するためにも会計の知識は不可欠なものだと思いました。

以上。『【16分で解説】なぜ社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学(小堺桂悦郎 / 著)』の内容です。
会計の話だけあって金川顕教さんの解説もいつもよりさらに分かりやすかったように感じました。
正直苦手な分野でしたが、書籍も金川顕教酸の解説も初心者にも理解しやすいと思います。知っていて絶対に損はない分野です。ぜひ苦手意識を振り払って見てみてくださいね!

『【16分で解説】なぜ社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学(小堺桂悦郎 / 著)』をYouTubeで見る!

【17分で解説】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(勝間和代 / 著)

今回もYouTube図書館の動画について書きたいと思います。
視聴したのは『【17分で解説】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(勝間和代 / 著)』です。この書籍の著者は勝間和代さん。テレビでも見たことがある有名な方ですね。高校時代から公認会計士試験の勉強を始め、19歳で二次試験に合格(旧試験制度で当時の最年少記録)と知って驚きました。

勝間和代さん曰く、勉強をするのは「幸せになるため」だそうです。年収1500万円までは年収と幸福度は比例するとのこと。だから年収が1500万円以下の場合は勉強をして収入を増やすことで自分の幸福度も高めることができるわけです。
レバレッジ・シンキングという書籍の中で紹介されているのですが、ビジネスマンは99%が仕事で勉強は1%だけ。圧倒的に勉強が不足している人がほとんどだと言われています。だからこそ勉強をすれば簡単に他者と大きな差をつけることができます。年収を高めたい、金銭的に自由になりたい、幸せになりたいといった願望は多くの人が持っていることだと思いますが、実際に勉強をして自分の能力を高めている人は少数です。
勉強を始めたところで、継続をしていかないと身になりませんよね。モチベーションを保つのはなかなか難しいものです。そこで、モチベーションを保つためにお勧めなのが仲間づくり。コミュニティに入ったりセミナーに行ったりして一緒に取り組む仲間をつくれば、励まし合い高め合っていけると思います。自分よりも優れた人、上のステージにいるような人と一緒にいられればさらにプラスの影響を与えてもらえると思います。金川顕教さんの『シナジー人脈術』という書籍でも、誰と一緒にやるかで成果が変わることが書かれています。一人で取り組むのではなくぜひ一緒に頑張る仲間をつくりましょう。
それから自分の月収の10%を自己投資にあてることも勧められています。金川顕教さんは目標年収の10%を自己投資した方がいいと考えています。コミュニティに入ったりセミナーに通ったり本を読んだりして勉強することは自分のスキルアップに繋がります。そうして得たスキルはビジネスで大きなリターンを生み出すので、年収1億円を目指していたら1千万円をかけてでも学ぶという意識が大事なのですね。
勉強をする目標の数字と期限をはっきりさせることも大切なポイントです。例えば1年以内に年収1500万円、というように目標は1年以内の短期で立てることを推奨しています。
勉強の効果を上げるために道具は常にそろえておくこと、速読術を身に付けること、移動中は耳での学習を取り入れること、文字入力の速度を上げることが書かれていました。

全ての勉強に共通するコツが5つ紹介されています。
まず1つ目は基礎を徹底的に学ぶこと。半年間、最低でも3ヶ月は基礎をきちんと学ぶことが大事です。基礎ばかりだと飽きてしまうので進捗を数値化したり将来のビジョンと繋げたりすることで飽きないように工夫をしながらひたすら取り組みましょう。結果が出る人はこの基礎をしっかり学んだ人だと言っています。努力は必ず報われると信じて頑張りましょう。
2つ目は先輩から勉強法を聞くこと。勉強方法や手順を先輩に聞くことで効率よく結果に繋げられますね。本だけでは情報が古く不足しているかもしれません。本や動画は補助的なものと考えていた方がよさそうですね。
3つ目は学ぶ対象の基本思想を理解すること。目標とする人物像になるためは何が必要かわかれば、どんなことを学べばいいかが分かります。
4つ目は学んだことを自分の言葉でアウトプットすること。金川顕教さんは「アウトプットはインプットの3倍を心がけましょう」と言っています。
5つ目は勉強を楽しむこと。この勉強が年収アップに繋がるのだと考えてみたり歴史的背景を調べてみたり、勉強を嫌々するのでなく楽しむ工夫をすることが大切ですね。

勝間和代さんは転職、会計、英語、ITが大事だと考えていますが、金川顕教さんはコピーライティング、パブリックスピーキング、マーケティングのスキルを磨くことが大事だと考えています。そのスキルがあれば一生稼げると言われているので、仕事で確実に使う場合を除いて英語を勉強するよりはこの3つのスキルのどれか1つでも勉強した方がいいということです。
また、勝間和代さんは資産運用をすれば誰だって稼げると考えていますが、お金がある人がやる場合はいいけど年収がそんなに高くない人は資産運用や投資に頼るのではなく自分のスキルを上げるために勉強をした方がいいというのが金川顕教さんの考えでした。

以上が、『【17分で解説】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(勝間和代 / 著)』の内容です。
年収が1500万円までは年収と幸福度が比例するという出だしの話に妙に納得してしまいました。自分が抱えるこの物足りなさは勉強をしなければ埋まらないのだと気付きました。学生時代の勉強は嫌々していたところがありますが、社会人になってからする勉強は全て自分の意志で決められることです。だからこそ楽しみながら取り組めると感じています。人生をかけて幸福度を上げていけるよう自分を高めていきたいと思いました。
皆さんもぜひこの動画や書籍を参考にしてみてください。

『【17分で解説】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(勝間和代 / 著)』をYouTubeで見る!

【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)

今回は金川顕教さんのYouTube図書館で『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』という動画を視聴しました。
この書籍には仕事の3つの原則と50個の行動指針が書かれているのですが、その中から金川顕教さんが読んで重要だと思ったものをピックアップして解説しています。
新人だけでなく、誰にとってもすごくためになる内容ですのでぜひ見てみてください。

最初に紹介されているのが仕事において大切な3つの原則についてです。1つ目は「頼まれたことは必ずやりきる」こと。完璧に出来上がっていなかったとしても決められた期限内にきちんとやりきることで信頼を得ることができます。2つ目は「50点で構わないから早く出す」こと。成功への近道は短いサイクルでできるだけ早く回すこと。1ヵ月かけて100点を目指すより、1週間で50点のものを出して上司からのフィードバックを得て軌道修正していくやり方のほうが良いようです。特に慣れないうちは完璧さよりもスピードを重視して仕事に取り組むことが大事なのですね。そして3つ目が「つまらない仕事はない」ということ。どんな仕事でも自分で楽しむ工夫をすることで結果に繋がっていくということでした。
続いて紹介されているのは行動指針です。50個あるうち金川顕教さんが紹介しているのは12個です。メールは24時間以内に返信すること、仕事は復習がすべて、仕事は盗んで真似ること、コミュニケーションはメールand電話、「あえて言わせてください」で意見を言うなど大事なことばかりです。その中で特に自分に響いたものを3つ書き出したいと思います。
1つ目、「なんのために」で世界が変わる。どんな単純作業にも背景や目的があるから、それを意識して働くことが大事だということです。学生時代にアルバイト仲間と一緒に社員さんの指示に対し「なんのためにするのか」と聞いたことがあります。聞いて納得することで仕事に対する意識が変わったと思います。そしてその時に社員さんがそういうことをきちんと聞いてくれて嬉しいと言っていたことがとても印象に残っています。単純作業は特に深く考えずに出来てしまう仕事ですが、その背景や目的についてしっかり意識することはやはり大切だなと改めて勉強になりました。
2つ目、仕事は総力戦。自分は完璧主義な部分があってつい個人で100点を出さないといけないと思い込んでいましたが、50点の仕事を早く提出し、上司や先輩や同僚と一緒に100点に仕上げていくことを意識しないといけないなと思いました。
3つ目、社会人の勉強はアウトプットがゴール。(ここでいうアウトプットとは話したり書いたり人と会ったりお金を使うことです。)例えば本を読んだらそれで終わりではなく、そこで得た知識を活かすにはどうしたらいいかを考え行動に繋げることで初めて自分の中に落とし込むことができます。アウトプットの大切さはこれまでも金川顕教さんがいろいろな場面で教えてくれていますので、インプットの3倍アウトプットすることを意識していきたいと思います。

以上、『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』についてです。
入社1年目の教科書なので、これから一緒に仕事を始める部下とか新社会人になる親戚とかにプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
自分は学生時代に読んでおきたかったなと感じました。たとえ新人でなかったとしても自分のように内容が心に響いたりこれからの仕事の仕方に影響したりすることもあると思うので、未読の方はぜひ一度この動画を視聴するか書籍を手に取ってみてくださいね。

『【11分で解説】入社1年目の教科書(岩瀬大輔 / 著)』をYouTubeで見る!