【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)

金川顕教さんのYouTube図書館から『【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)』を紹介したいと思います。
この動画を見ることで、やりたいことが分かり、自分の強みを知ることができます。また、苦しくなった時にどうすればいいかのヒントも得られると思うので、ぜひご覧ください。

1章はやりたいことがわからなくて悩む君へ。
自分より優れた人は必ずいます。そういう人と自分を比較することはやめましょう。比較対象とするのは「理想の自分の姿」であり、そのギャップを埋めていくことが大事です。0歳から22歳までの生存率は99%。100人に一人は亡くなってしまうので、今生きているだけで恵まれています。日本では大学進学率も高いけれど、そうした環境も世界に目を向けたらとても恵まれているのだと感謝しましょう。自己肯定感を高め、自分は成功しているというポジティブな思考を持つことが人生をプラスに導けます。
また、今働いている方は就職活動をしたことだと思いますが、就「職」活動であって就「社」活動ではないということをしっかり認識することが大事です。自分の夢や目標と会社の目標はリンクしていません。時代に合わせたスキルを身に付け自分をアップデートしていくこと持続可能な個人資産になります。
AI(人工知能)はクリエイティブな分野を不得手にしているので、そうした部分を自分の強みにできればこれからの時代でもおびえる必要なくなりますね。

2章は学校では教えてくれない世界の秘密。
そもそも人間は不平等なものだということを理解することが大切です。身体的特徴のほかに大きな格差を生んでいるのが「知力」です。経済格差というのは知力の格差がもたらしたものです。知力は後からも付けていくことのできるものなので、どんどんインプットとアウトプットをして知力をつけていきましょう。
コントロール欲は三大欲求よりも強いもの。自分をしっかり理解すること、自分を磨く努力をすること、環境の選択をすることでコントロール力を高めることができます。そうすれば誰だって成功することができます。
また、年収の法則というものがあります。職業を決めた瞬間に自動的に年収が決まります。年収を変えたければまず自分の価値を高めること(スキルアップ)、所属する業界、成功度合いの高い場所を選ぶことです。
職能によって年収の上下があることを理解したうえで、自分が情熱をもって取り組める仕事をすることが重要です。

3章は君の強みをどう知るか?
世の中にはto do型の人とbeing型の二通りの人がいます。to do型の人というのは孫正義さんのように「やりたいこと、したいこと」に集中して取り組む人で1%しかいません。99%の人がbeing型であるので、そこを意識してどうしたら幸せになれるか、どんな状態だったら幸せかを自分に問いかけて取り組むようにしましょう。
自分の強みを知るためには、紙に動詞で自分の好きなこと(例:本を読むこと)を100個書き出します。書き出したらそれをT(Thinking)C(Communication)L(Leadership)に分類します。自分の好きなことがTCLのどこに分類されているかを可視化することで、自分に合った職種も自ずと見えてきます。

4章は君自身をマーケティングせよ。
企業のブランディングよりも個人のブランディングが重要です。ブランディングは、①自分に十分な価値があるかどうか、②信用があるかどうか、③際立っているかどうか、④自分の本質と一致しているかどうかという4つの要素で考えてみましょう。

5章は苦しかった時の話をしようか。
実力をしっかり付けないと友情や人間関係、リスペクトは生まれません。人間が変わる方法は2つだけです。環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるかです。

6章は自分の「弱さ」とどう向き合うのか。
仕事で失敗をしたとしても命までは取られません。最悪の大失敗は「失敗しない人生」そのものです。常に自分を磨き続けることが自分の弱さを克服できる唯一の方法です。

以上がこの書籍、この動画の内容です。
とことん自分と向き合うことが大事だということが分かりました。
自分を知って常に時代に合わせて自分のスキルをアップデートして、自分の価値を高めていくこと。それを続けることで不安や弱さを克服できるのだと。
自分もそうですが、自己肯定感の低い人が多いですよね。もっと自分を認めてあげることで更なる成長を遂げることができるので、自己肯定感を高めることが課題だと感じています。

この書籍に書かれていて動画でも紹介されていたように実践すれば自分の好きなことやりたいことに気付けるはずです。ぜひやってみてください!

『【14分で解説】苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」(森岡毅 / 著)』をYouTube図書館で見る!

実力主義の時代

10年後には今の仕事の40%は無くなると言われています。
例えば銀行の融資担当者やレジ係、ホテルの受付係、データ入力作業員などなど。
世界ではもう既に無人コンビニが営業していたり、大手コンビニのローソンが深夜の無人化実験をしたりしています。
また「変なホテル」では人の代わりに恐竜のロボットがホテルの受付をするなど、人間に代わる機械やサービスの開発はどんどん進んでいますよね。

10年後、あなたの仕事はどうなっているでしょうか?
「大手企業に勤めているから絶対大丈夫!」なんて言えるのも今のうちです。
かつて産業革命が起こったときも、多くの労働者が職を失いました。
当時の人だってまさか自分の仕事が突然なくなるだなんて思ってもみなかったでしょう。しかし人の手で行われていた作業を機械がやるようになって職が無くなり、ホームレスは当たり前、餓死する人も多かった、そんな歴史的事実があります。
だから10年後自分の今の仕事が100%絶対安心だなんて思っていたら危険なのです。

自分で自分を守るためには、今の仕事が無くなっても大丈夫といえるように対策を早いうちから取る必要があります。

金川顕教さんが重要だと考えているのは『自分の価値を高めること』。

アップルの創設者であるスティーブ・ジョブズは、一度自分で作った会社をクビになっているのは有名な話です。彼は新しい会社を起ち上げ成功させていました。経営が厳しくなったアップル社は追い出した彼をCEOとして再び招き入れました。その後のアップル社の成長、成功はご存知の通りです。

誰かの需要を満たすことができる力が人間の価値、機械やAIを超えるものです。
誰かが困っている時、それを解決できるようにスキルや経験、人脈、資金面ありとあらゆる面をパワーアップさせていかなければいけません。
そうして自分の価値を高めていった人だけが、10年後20年後の社会でも求められ成功していくでしょう。

いつまでも受け身でいたらすぐに蹴落とされてしまいます。
実力主義の時代を頑張って生き残っていきましょう!