STAY HOMEが続いているままゴールデンウィークが始まりましたね。
今年のゴールデンウィークは当然ながら人の移動が少なく、高速道路も新幹線も例年では考えられないほどの空き具合です。
強制力を持たせなくてもここまで自粛に協力できるところは日本人の良いところだと素直に思います。この調子で少しでも早く事態が収束へ向かうといいですね。
さて、このSTAY HOMEの中、とある芸能人がいつもより良く寝てて健康だという発言をしていました。芸能人の生活と言えばかなり不規則で不健康なイメージがあります。売れっ子になればなるほど睡眠時間もかなり削られてしまうことでしょう。だからこそ仕事が出来ないこの時期に、いつもは取れない睡眠時間をしっかり確保出来て心も体もリフレッシュできたんだと思います。
あなたは睡眠時間をどのくらい確保していますか?
理想は7時間とかいいつつ4~5時間しか寝ていなくて万年寝不足と感じている人もたくさんいることでしょう。
金川顕教さんのブログで知ったのですが、日本の睡眠不足による経済損失はなんと年間15兆円に相当するらしいのです。ものすごい額でびっくりしますがこの損失額が日本のGDP比では2.92%になるとのこと。この数値は先進国の中でとても高いと言われています。事実平均睡眠時間が6時間以下の人の割合は年々増加傾向にあり、20歳以上の男女の7割と言う結果に。
睡眠の役割はとても大きく、心身を休めることはもちろん細胞レベルでの修復作業や、記憶の再構築にも関わっていると言われています。
睡眠が不足すると体の疲れがどんどん蓄積されていきます。これを睡眠負債と言います。
睡眠負債は借金と同じようにたまればたまるほど返済が難しくなってしまいます。
つい「休日に寝だめすればいいや」と思いますが、これでは睡眠負債は解消できずむしろ生活リズムが崩れて翌週の睡眠に悪影響が出ると言います。
睡眠負債は、仕事や家事の効率が下がるだけでなく、がんや糖尿病、脳梗塞、認知症などいろいろな病気のリスクを高めてしまうのでとても怖いものなのです。
睡眠負債を返済するためには、安定した睡眠時間と、質の良い睡眠を心がけることが大切です。
勉強のために寝る間を惜しんで時間を確保するのではなく、スキマ時間を活用するなどの工夫をして睡眠時間はきちんと確保した方がはかどること間違いありません。
金川顕教さんも著書の中などいろいろなところで睡眠の大切さを教えてくれています。
金川顕教さん自身は睡眠の質を高めるために200万円のベッドに、手触りの良いシーツや枕カバー、もちろん枕にもこだわっていると言います。
なにしろ人間は人生の1/3は寝ていることになるので、寝具にはもっとこだわった方がいいということでした。
自分のパフォーマンスを向上させるため、睡眠について今一度しっかり考えてみてはいかがでしょうか。